黒柳徹子:マッチが後見人 引退の時期は「彼が決める」

主演舞台「ルーマーズ~口から耳へ、耳から口へ~」の会見に登場した黒柳徹子さん
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主演舞台「ルーマーズ~口から耳へ、耳から口へ~」の会見に登場した黒柳徹子さん

 女優でタレントの黒柳徹子さんが15日、東京・六本木の「EXシアター六本木」で主演舞台「ルーマーズ~口から耳へ、耳から口へ~」の公開げいこを行った。舞台は、黒柳さんが主演を務める海外コメディーシリーズの第29弾で、今年で26年目。長きにわたって芸能界で活躍する黒柳さんだが、会見で「私のせりふが出なくなったり、発音が分からなくなったり、受け答えが悪くなったら、マッチ(近藤真彦さん)が『辞めたら』って言うことになっている。その一言で私の引退が決まる」と明かした。

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 黒柳さんは「マッチは私の後見人」というほど信頼を寄せており、自身の冠番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)の記念すべき放送1万回(27日放送)にゲストとして迎えている。同番組は、今年で40年目に突入したが、黒柳さんは「50年までやりたい。その頃には90過ぎているんですが、そこまで行けたら面白いなって」と意欲を見せ、「今と同じように受け答えがきちんとできて、楽しいことや悲しいことに対する感受性が、続いていればいいなと思います」と話していた。

 そのため、健康でいるための体力づくりには余念がないといい、「ジャイアント馬場さんが『100歳まで舞台に出たいのなら、ヒンズースクワットを毎日やってください』とおっしゃったので、遺言として、必ず寝る前に毎日50回やっています。毎日やっていないと、できなくなるから。それから時間のある時は、30分くらいウオーキングをしています」と努力を明かした。

 舞台は、過去に3度上演した作品のリニューアル版。セレブ夫婦の結婚20周年パーティーに、4組のカップルが招かれる。会場である夫婦の自宅に、最初に着いたクリス(黒柳さん)とケン(団時朗さん)は、あるじである夫が血を流して倒れているのを発見。さらに妻は姿を消しており、クリスとケンは友人夫婦のスキャンダルを隠すため、後からやってきた招待客にその場しのぎの作り話をし、逆に騒ぎを大きくしてしまう……というストーリー。

 かとうかず子さん、大森博史さん、茅島成美さん、鶴田忍さんらも出演する。16~31日に東京のEXシアター六本木、6月4~7日に大阪のシアター・ドラマシティで上演する。

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