黒柳徹子:「徹子の部屋」1万回達成に「夢のよう」 マッチ&東山も祝福

「徹子の部屋」放送1万回を喜ぶ黒柳徹子さん
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「徹子の部屋」放送1万回を喜ぶ黒柳徹子さん

 女優でタレントの黒柳徹子さんが司会を務めるトーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)が、27日の放送で1万回を達成することが2日明らかになった。同回の収録を終えた黒柳さんは、「夢のよう。ゲストの方がただ一度も欠席なく、私自身も健康だったこともあり休むことなくここまで来られてよかった。ラッキーだったと思います」と喜びを語った。

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 1万回目のゲストとして、黒柳さんと親交の深い近藤真彦さんと「少年隊」の東山紀之さんが登場。近藤さんは「昔から見ていた番組。重要な回に出させていただいて、本当に光栄ですし幸せ」と話し、東山さんは「数々の先輩方が出演されてきた憧れの番組。今後もますますお元気で頑張っていただきたい」と祝福した。

 「徹子の部屋」は、1976年2月2日に放送を開始し、今年で放送40年目に突入した国民的長寿番組。放送8961回を迎えた2011年4月27日には、同一司会者による最多放送記録としてギネス世界記録に認定された。芸能、スポーツ、医学、文化人など国内外からさまざまなジャンルの人々をゲストに迎え、初回は故・森繁久彌さん、1000回目は国文学者の故・物集高量(もずめ・たかかず)さんと久米宏さん、5000回は高橋英樹さん、9000回は織田裕二さんが出演した。

 番組スタート時から黒柳さんがこだわっているのは、「絶対に編集を加えない」番組作り。そのため各ゲストごと、下調べや打ち合わせには時間をかけるといい、近藤さんも「今日も机の上に自筆のメモを用意されていますが、毎回ゲスト一人一人の事前取材をして、話すことを考えている。このメモが1万回分あると思うとすごい」といい、「黒柳さんはお勉強熱心。だからお元気でずっと番組をやられているんじゃないかなと思います」とたたえた。

 黒柳さんは40年間を振り返り、「トラブルも何事もなくここまで来られたことはラッキーだった」と感謝する一方、「ただ40年の間で結婚しなかったのはどうかなって……」と苦笑いする場面も。「16歳の時に手相を見てくれた方は、結婚は遅いとは言ったけれど、しないとは言わなかった。あと10年の間に何か起こるかもしれない」と良い“事件”に期待していた。

 番組は月~金曜正午に放送。1万回目の27日は1時間に枠を拡大して放送する。

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