春の連ドラ:キムタク、佐藤健、堺雅人…男性ドラマ好調

「天皇の料理番」に主演する佐藤健さん(左)と「Dr.倫太郎」主演の堺雅人さん
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「天皇の料理番」に主演する佐藤健さん(左)と「Dr.倫太郎」主演の堺雅人さん

 民放の4月期の連続ドラマが出そろった。初回視聴率は、人気グループ「SMAP」の木村拓哉さん主演「アイムホーム」(テレビ朝日系、木曜午後9時)が16.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)を記録し、今期最高のスタートを切った。2位は佐藤健さん主演の日曜劇場「天皇の料理番」(TBS系、日曜午後9時)が15.1%で、堺雅人さんが主演する「Dr.倫太郎」(日本テレビ系、水曜午後10時)は13.9%の3位。春ドラマは男性主演の作品の好調が目立つ結果となった。

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 次いで初回が好調だったのは、人気グループ「嵐」の相葉雅紀さん主演、人気作家・池井戸潤さん原作の“月9”ドラマ「ようこそ、わが家へ」(フジテレビ系、月曜午後9時)で、初回は13.0%を記録。さらに、多部美華子さん主演の「ドS刑事」(日本テレビ系、土曜午後9時)が12.7%、山下智久さん主演の「アルジャーノンに花束を」(TBS系、金曜午後10時)が11.5%、北大路欣也さん主演ドラマの続編「三匹のおっさん2」(テレビ東京系、金曜午後8時)が11.0%と続いた。

 ほかに、渡瀬恒彦さん主演の人気シリーズ「警視庁捜査一課9係」(テレ朝、水曜午後9時)が10.9%、阿部サダヲさん主演の「心がポキッとね」(フジ、水曜午後10時)が10.4%、斎藤工さん主演の「医師たちの恋愛事情」(フジ、木曜午後10時)が10.3%をマーク。初回視聴率で2桁の数字を獲得した作品のうち、女性が主演作品は「ドS刑事」だけだった。

 女性が主演の作品では、アイドルグループ「AKB48」の渡辺麻友さんと女優の稲森いずみさんがダブル主演した「戦う!書店ガール」(関西テレビ・フジテレビ系、火曜午後10時)が6.2%、木村文乃さん主演の「マザーゲーム」(TBS系、火曜午後10時)が9.8%、今期トップとなった「アイムホーム」と同時間帯に放送された大島優子さん主演の「ヤメゴク~ヤクザやめて頂きます~」(TBS系、木曜午後9時)も9.1%といずれも2桁には届かなかった。

 世間的には女性が元気といわれているが、今期のドラマは男性が主人公の作品が数も多く、勢いがあるといえそうだ。

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