岩明均さんのSFマンガを実写化した2部作の後編「寄生獣 完結編」(山崎貴監督)が、5月17日に観客動員数100万人を達成したことが20日、明らかになった。前編「寄生獣」に続き、2部作連続の100万人超えで、山崎監督は「まずはヒット作の目安である100万人という観客動員数を超えることができてホッとすると同時に、本当にたくさんの人から熱い感想をいただいて喜んでいます」とコメントを寄せている。
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同作は4月25日に公開。公開から23日間で動員100万6992人、興行収入12億8820万円を記録。くしくも、前編「寄生獣」(2014年11月29日公開)も公開から23日目に観客動員数100万人を突破している。
「寄生獣」は1990~95年に「月刊アフタヌーン」(講談社)に連載された人気マンガが原作。右手に寄生生物「パラサイト」のミギーが寄生した高校生・新一(染谷将太さん)と、ほかのパラサイトとの戦いなどを描いている。「寄生獣 完結編」は、人間とパラサイトの戦いが激しさを増す中、新一の前に、最強のパラサイトの後藤(浅野忠信さん)が現れる……というストーリー。
山崎監督は「原作者の岩明先生も前編に引き続き絶賛してくださったとの連絡をいただいているので、その意味でも役目は果たせたのかなあと安心しています」とも安堵(あんど)し、「衝撃的な内容ですし、映像化不可能と言われ続けた作品でもありますので、それをたくさんのスタッフやキャストの皆さんのお陰でなんとか形にすることが出来たこと、今公開している形で世に送り出せたこと、そして100万人という大変な数のお客さんに見ていただけたことをとても感謝しております」とコメントを結んでいる。なお19日時点で、観客動員数は102万人、興行収入13億円を突破した。
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