工藤阿須加:山P主演「アルジャーノン」出演は「新たな一歩」

連続ドラマ「アルジャーノンに花束を」特別展に来場した工藤阿須加さん
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連続ドラマ「アルジャーノンに花束を」特別展に来場した工藤阿須加さん

 俳優の工藤阿須加さんが22日、渋谷パルコパート1(東京都渋谷区)で開催されている山下智久さん主演の連続ドラマ「アルジャーノンに花束を」(TBS系、毎週金曜午後10時)の特別展に来場した。父親を刺し、服役していた過去を持つ檜山康介役を演じる工藤さんは、ドラマについて「僕の中にないものを与えてくれた作品の一つ」と話すと「檜山のような影のある役も演じたことがなかったので、新たな一歩を踏み出させてもらいました」と感慨深げに撮影を振り返った。

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 また工藤さんは、主演の山下さんの印象を「お兄ちゃんみたい」といい、「プライべートでも仲良くさせてもらっています」と笑顔。今後については「やらせていただけるのなら何でも(挑戦したい)。影のあるもっと深い役やアクション、あとは家族ものも(やりたい)。僕はきょうだいが多いので」と語ってみせた。

 この日、展覧会のスタッフへの差し入れを手に会場を訪れた工藤さんは、展示物を見て回り「撮影の日々がフラッシュバックして『懐かしい』っていうのが第一印象。これだけ人が訪れているのは『アルジャーノン』が愛されている証拠。31日までですが、もっと(期間を)延ばしてもいいんじゃないのかなって思います」と感想を語った。

 ドラマは、昨年死去した米作家ダニエル・キイスさんのベストセラー小説が原作で、手術により天才的な知能を手に入れた青年の愛や憎しみ、喜びと孤独を描く。野島伸司さんが脚本を監修し、山下さんは、年齢は28歳だが知能は6歳児並みという知的障害があり、知的能力を向上させるため脳外科手術を受ける主人公の青年・白鳥咲人を演じている。

 特別展は、劇中で実際に使用した美術セットや衣装、場面写真のパネル展示などを展示。13日のスタートから6日目で来場者は1000人を突破した。31日まで同所で開催される。

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