インサイド・ヘッド:監督はジブリを訪問 宮崎駿からスタンディングオベーション

宮崎駿監督との対面について明かした「インサイド・ヘッド」のピート・ドクター監督(左)とロニー・デル・カルメン共同監督
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宮崎駿監督との対面について明かした「インサイド・ヘッド」のピート・ドクター監督(左)とロニー・デル・カルメン共同監督

 7月18日に公開されるディズニー/ピクサーの劇場版アニメ「インサイド・ヘッド」のピート・ドクター監督とロニー・デル・カルメン共同監督が、東京都内で行われた来日記者会見イベントに出席。5年半ぶりの来日というドクター監督は、カルメン共同監督とともに江戸東京博物館、浅草寺、スタジオジブリなどを訪れたといい、宮崎駿監督とのエピソードを明かした。

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 ドクター監督は家族と一緒にスタジオジブリを訪れたといい、「宮崎(駿)監督、高畑(勲)監督、(ジブリプロデューサーの)鈴木(敏夫)さんとお会いした。宮崎監督から『家族の関係や娘さんへの愛情に感銘を受けました』というお言葉をいただきました」とコメント。「(同映画の)アイデアのきっかけになった僕の娘を見て『なるほど』と喜んでいました」と語り、特にうれしかったことを聞かれると「宮崎さんが試写を見終わった後、立ち上がって拍手をしてくださったと聞いて、感激しました」と目を輝かせた。カルメン監督も「ストーリーテラーとしても(宮崎監督を)尊敬しているので、とても光栄でした」と、訪問時を振り返っていた。

 同劇場版アニメは、ディズニー/ピクサーの長編アニメーション20周年記念作品で、主人公の少女・ライリーの頭の中にある「ヨロコビ」「カナシミ」「イカリ」「ムカムカ」「ビビリ」といった「感情」たちの姿を描いた。日本語吹き替え版は、女優の大竹しのぶさんがカナシミ役を務めるほか、女優の竹内結子さんがヨロコビ役で出演している。イベントでは、大竹さんと竹内さんが、両監督に五つの感情をほうふつとさせる特大5色だんごをプレゼントした。

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