女優の石原さとみさんが21日、東京都内で行われた映画「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」(樋口真嗣監督)の完成披露ジャパンプレミアに出席。全世界での累計発行部数が5000万部を突破した大人気マンガを実写化した作品ということで、ハンジ役を演じた石原さんは「私の愛してやまない作品が評価される怖さに、昨日はあまり寝付けなかった」と明かし、「原作に登場するキャラクターを演じている役者陣に関して、皆さん、あら探しをするのではなく、できれば(原作者)諫山さんが書いたキャラクターのもともとの持つ魅力、可能性を信じて期待して見てもらいたいです」と語っていた。
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ジャパンプレミアには三浦春馬さん、長谷川博己さん、水原希子さん、本郷奏多さん、三浦貴大さん、桜庭ななみさん、松尾諭さん、ピエール瀧さん、國村隼さん、樋口監督も出席。全員、黒を基調にした衣装でステージに登場した。
撮影時の苦労を聞かれた石原さんは、「ちょうど『失恋ショコラティエ』というドラマが終わったあとにクランクインして、髪の毛はトリートメントしていてきれいだったんですけど、ハンジはすごくボサボサしているキャラだったので、あえて、(髪の毛に)ダメージ与えたり、あと叫ぶシーンが多く、口を開けたら砂とか粉が入ってきたので、毎カットごとにうがいをしていたり、それくらい体を張っていました」と過酷な現場を振り返った。
また、ミカサ役の水原さんは、「6メートルくらいの高さから逆さづりされ、そこから急降下して立ち上がって歩かなきゃいけないシーン」などに苦労したと振り返り、「毎日窮地に立たされて、やったことがないことをやってのける日々だった」と告白。長谷川さんもワイヤアクションを振り返り、「みんな(スタッフ)がロープを持って引っ張って飛ぶんですが、飛んだ途端に一瞬みんなが手を離すんです。その後、僕はふわって落ちてゴムだからびよーんって戻るんですが、その間は死にそうになりました」と苦笑交じりに語っていた。
「進撃の巨人」は、「別冊少年マガジン」で連載中の諫山創さんの大人気マンガ。最大約50メートルと圧倒的な力を持つ巨人たちに人類が絶望的な戦いを挑む……という内容で、実写映画は前編が8月1日、後編が9月19日公開。
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