1991年に解散したロックバンド「レベッカ」が再結成し、28日、豊洲PIT(東京都江東区)で20年ぶりのライブを行った。ボーカルのNOKKO(ノッコ)さんは、3000人のファンで埋まったフロアをステージ上から眺めると「こんなに人がいるなんて思わなかった」と笑顔。「最初、恥ずかしくて。なんか恋人に会うみたいで」と本音をのぞかせつつも大ヒット曲「フレンズ」など6曲を熱唱し、会場を盛り上げた。
あなたにオススメ
“あの頃”のジャンプ:実写ドラマ化も話題「ウイングマン」 1983年を振り返る
レベッカは、84年にメジャーデビューしたロックバンド。NOKKOさんのキュートでパワフルな歌声やファッションが話題を呼んだ。4枚目のシングル「フレンズ」(85年)が大ヒットし、アルバムもミリオンヒットを記録したが、人気絶頂の中、91年に解散。ライブを行うのは、95年の阪神淡路大震災・復興支援ライブ以来、20年ぶりだった。
この日は、8月に開催する再結成ライブの“プレ公演”で、NOKKOさん、土橋安騎夫さん、高橋教之さん、小田原豊さんに加え、サポートメンバーとして是永巧一さん、中島オバヲさんも参加。「LONELY BUTTERFLY」でスタートすると、その後も「Cotton Time」「真夏の雨」「MONOTONE BOY」「RASPBERRY DREAM」でファンを魅了。アンコールは「フレンズ」で一番の歓声を集めていた。
同バンドは「Yesterday,Today,Maybe Tomorrow」と題して8月12、13日に横浜アリーナ(横浜市港北区)で再結成ライブを開催。また11月29日にさいたまスーパーアリーナ(さいたま市中央区)で追加公演も行う。