見た目は愛くるしいが中身は下品な“中年オヤジ”のテディベアが主人公という米映画の最新作「テッド2」(セス・マクファーレン監督)が28日に公開される。「テッド」シリーズは、毒舌の中年テディベアのテッドと、親友の中年男ジョンが巻き起こす騒動を描くコメディーで、シリーズ第2弾の今作では、結婚したテッドが子どもがほしいと願ったことから始まる騒動が繰り広げられる。マーク・ウォールバーグさんがジョン役を続投するほか、アマンダ・セイフライドさん、モーガン・フリーマンさんらが共演。日本語吹き替え版では前作に引き続き、お笑い芸人の有吉弘行さんがテッドの声優を担当する。
あなたにオススメ
朝ドラ:26年度後期は「ブラッサム」 主演は石橋静河 モデルは…
アルバイト先で知り合ったタミ・リン(ジェシカ・バースさん)と結婚したテッドは、新婚生活や親友の中年男ジョン(ウォールバーグさん)との日常を楽しんでいた。日々を送る中でテッドは子どもがほしいと願うようになるが、テッド自身が人間であることを証明しなければならない事態に陥ってしまう。親友をもの扱いされたジョンは、女性弁護士サマンサ(アマンダ・セイフライドさん)を雇い、テッドの人権を勝ち取るため裁判所に乗り込むが……というストーリー。
見た目は可愛いのに中身は中年のテディベアという斬新な設定は、多くのテディベア好きの夢を打ち砕いたとは思うが、シュールさを含んだ笑いの数々が世界中から支持を得たのだから驚く。今作では、テッドが結婚をして子どもをほしがることから裁判沙汰になるという新たな火種が持ち込まれる。見方によっては奴隷制度や同性婚といった歴史を暗示しているかのようで、笑いの中にも真摯(しんし)なテーマが盛り込まれている。もちろん、笑いの面でもテッドと妻の掛け合いをはじめ、あえて雑なオマージュを盛り込むなど相変わらずニヤリとさせてくれる。クライマックスに向けて感動のみにならないところも“らしい”といえる。コメディー要素はもちろん、多くの面でスケールアップをしていて楽しませてもらったが、要素の詰め込みすぎで少々消化不良な面も。そうはいっても終始笑わせてくれる内容で、ストレス発散にはもってこいだ。TOHOシネマズ新宿(東京都新宿区)ほか全国で公開。(遠藤政樹/フリーライター)
<プロフィル>
えんどう・まさき=アニメやマンガ、音楽にゲームなど、ジャンルを問わず活動するフリーの編集者・ライター。イラストレーターやフォトショップはもちろん、インタビュー、撮影もオーケーと、どこへでも行き、なんでもこなす、吉川晃司さんをこよなく愛する自称“業界の便利屋”。
4月3日公開の映画「黄金泥棒」(萱野孝幸監督)で主演を務めた田中麗奈さん。映画は、実話から着想を得た痛快なクライムコメディーで、“金(きん)”に魅せられた平凡な主婦・美香子を演じ…
DCユニバース最新映画「スーパーガール」(クレイグ・ギレスピー監督、6月26日公開)の本予告映像が4月1日、公開された。映像の冒頭では、スーパーガール/カーラ・ゾー=エル(ミリー…
俳優の鈴鹿央士さんが、映画「藁にもすがる獣たち」(城定秀夫監督、9月25日公開)に主演することが4月1日、明らかになった。超特報映像とコンセプトビジュアルが解禁された。
3月30日に発表された27~29日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、藤子・F・不二雄さんのマンガが原作の人気アニメ「ドラえもん」の劇場版最新作「映画ドラえもん …
坂本龍一さんのトリオ公演を収めた映画「Ryuichi Sakamoto | Trio Tour 2012」(WOWOW製作・配給)の特別上映イベントが、4月9日に109シネマズプ…