TBS:期待の7月期ドラマの“低調”を分析

 TBSは1日、東京・赤坂の同局で、10月の番組改編説明会を開き、木曜9時台のドラマ枠の廃止や水曜深夜の30分連続ドラマ枠「テッペン!水ドラ」の新設などを発表。一方で、生徒役に“次世代スター”をキャスティングした「表参道高校合唱部!」、俳優の唐沢寿明さんが主演した日曜劇場「ナポレオンの村」といった7月期ドラマの話題作が、低視聴率になっていることについて、記者から「原因をどのように分析しているのか、聞かせてもらいたい」と質問される場面もあった。

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 「表参道高校合唱部!」について同局は「非常に意欲的な作品」としながらも「数字はちょっともの足りない感は否めない」と現状を分析。その上で「それでもある程度は響いているところはあるので、これらを判断材料に今後、編成していきたい」と説明した。また「ナポレオンの村」に関しては「TBSの60周年記念ドラマが間に入ったり、『世界陸上』が入ったり、不規則な放送が影響していると思う」と述べた。

 またバラエティー番組「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」の放送枠拡大に伴い、木曜9時台のドラマ枠が廃止されることについては「『モニタリング』の枠拡大の方がより効果的という前向きな判断」とコメント。新設される深夜30分連続ドラマ枠「テッペン!水ドラ」については「M1(20~34歳の男性)やF1(20~34歳の女性)層、高めのティーン」がメインターゲットで、「ゴールデン・プライム帯に視聴者を流していきたい」と意欲を見せた。

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