深津絵里:浅野忠信と愛を語る 「愛がなければ何も伝わらない」

映画「岸辺の旅」の初日舞台あいさつに登場した深津絵里さん
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映画「岸辺の旅」の初日舞台あいさつに登場した深津絵里さん

 女優の深津絵里さんが1日、東京都内で行われた映画「岸辺の旅」(黒沢清監督)の初日舞台あいさつに俳優の浅野忠信さんらと登場。同作は、夫婦の愛や絆を描いていることから、深津さんは「愛と絆はこの世から消えてなくなってほしくないです。浅野さんともよく『基本に愛がなければ何も伝わらないよね』と話していて、監督がストレートに、新鮮にそれを表現してくれたことがとてもうれしい」と語っていた。

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 映画は、湯本香樹実さんが2010年に発表した小説が原作。夫の優介(浅野さん)が失踪してから3年、妻の瑞希(深津さん)は喪失感を経て、日々を暮らしていた中、優介が突然帰宅。瑞希は「俺、死んだよ」と告げる優介に誘われるまま、“夫が過ごした最後の時間”を巡る旅に出る……というストーリー。

 同映画で、黒沢監督が「第68回カンヌ国際映画祭」の「ある視点」部門の監督賞を受賞しているほか、日本映画としては最大規模となる仏の映画館約80館で9月30日から先行して公開していることから、仏大使館からは映像放送担当官のヌーレディン・エサディさんも登場。「監督もフランスを愛し、フランスも監督を愛しているので相思相愛。心から成功を祈ります」とフランス語であいさつし、深津さんに花束を贈呈した。

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