乳がん手術を受け退院したタレントの北斗晶さんが3日、埼玉県吉川市の自宅兼事務所で会見し、医師から「5年の生存率は50%」と告げられていたことを明かした。北斗さんは「(がんに)負けないように戦います」と気丈に語った。
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北斗さんは時折、目に涙を浮かべながら「おっぱいが片一方なくてもいいじゃん、(抗がん剤の副作用で)髪が抜けたっていいじゃんって言えるように頑張って生きていきたい」と決意をにじませた。また北斗さんは、乳がん撲滅に役立ててもらうため、いずれは手術の傷痕を世間に公開すると以前から語っており、改めて「いつか全てを、全部見せたいと思う」と話した。
北斗さんは先月23日に公式ブログで乳がんであることを告白。翌24日に右乳房全摘出手術を受けていた。今後は治療に専念するといい、抗がん剤治療は11月ごろから約半年間、8回くらいの投与を予定し、その後は放射線治療など段階を踏んで治療を続ける。会見に同席した夫で元プロレスラーの佐々木健介さんも目に涙を浮かべながら「家族なんだから、(北斗さんと)一緒に苦しんで生きていきたい」と話していた。