女優の永作博美さん(44)が3日、東京都内で行われた女性ファッション誌「InRed」(宝島社)のイベント「InRed フェスティバル 2015」に登場した。2児の母である永作さんは、仕事とプライベートの両立について、「時間的にとにかく大変。時間がないって。仕事でいっぱいいっぱいということに加えて、家族の時間が半分取られてしまうので、最初はかなり戸惑った」とその難しさを告白。ただそんな中でも、「そのときに何をすべきかという一番を決めていたほうがいい。優先順位を決めていればそんなにはぶれずに充実した時間が送れると思う」と自身の考えを語った。
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「InRed」は、「30代女子」をコンセプトに2003年に創刊された女性ファッション誌。この日のイベントには、30代女性約1000人が招待され、ファッションショーなどが行われた。現在40代の永作さんは、30代に入ってから違う仕事のやり方を模索したといい、「20代後半のとき、このままじゃいけないと思って。30代前半は研究していた。3~4年かかってこういうことなんだとわかり始めてから、新しいことをやっているみたいで新鮮味があって、仕事が楽しくなった。30代後半もまだ楽しいことが増えていって、今に至る感じ」と笑顔で語った。
また、40代に入ってからのファッション観について聞かれると、「いいものを少なく持ちたいと思うようになった。何点か、おばあちゃんになっても使えるものがあればいいかなって」と明かし、「少ない中でどうやって“自分流”にしていくかがテーマになってきている」と話していた。