“水10”ドラマ対決:「偽装の夫婦」に軍配

7日に放送されたドラマ「偽装の夫婦」第1話=日本テレビ提供
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7日に放送されたドラマ「偽装の夫婦」第1話=日本テレビ提供

 女優の天海祐希さん演じる人間嫌いの主人公が、ゲイであることを明かした元カレと“偽装夫婦”を演じるドラマ「偽装の夫婦」(日本テレビ系)の第1話が7日、放送され、平均視聴率は14.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。同じ午後10時からの放送で、俳優の西島秀俊さんが“神の診察眼”を持つ医師を演じる「無痛~診える眼~」(フジテレビ系)は初回視聴率11.6%(同)で、“水10”ドラマ対決の初戦は「偽装の夫婦」に軍配が上がった。

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  水曜午後10時の“水10”枠は日本テレビとフジテレビがドラマを放送しており、激しい視聴率争いを繰り広げている。7月期は日本テレビが「花咲舞が黙ってない」の第2期、フジテレビが「リスクの神様」を放送し、第1話での“対決”は「花咲舞が黙ってない」が勝利し、その後も高視聴率をキープし、7月期の全ドラマで最高の平均視聴率となった。

 「偽装の夫婦」は、「家政婦のミタ」「女王の教室」などで知られる遊川和彦さんの連ドラ30本目の作品。心から愛せる男性・陽村超治(沢村一樹さん)に一夜で逃げられたせいで人間嫌いになった主人公の嘉門ヒロ(天海さん)が、25年後に再会するものの、ゲイであったことを告白されるだけでなく、偽装結婚を持ちかけられるというストーリー。

 「無痛~診える眼~」は、現役医師である久坂部羊さんの医療サスペンスミステリー小説「無痛」(幻冬舎文庫)が原作。患者の予後までを見通せる“神の診察眼”を持つ為頼英介(西島さん)が、ある事件を未然に防いだことをきっかけに、伊藤淳史さんが演じる刑事の早瀬順一郎に頼られるようになる……というストーリー。

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