テレビ試写室:月9ドラマ「5→9」 とにかく可愛い石原さとみ 戸田恵子×上島竜兵の掛け合いにも注目

12日午後9時にスタートする連続ドラマ「5→9~私に恋したお坊さん~ 」のワンシーン
1 / 1
12日午後9時にスタートする連続ドラマ「5→9~私に恋したお坊さん~ 」のワンシーン

 ドラマからドキュメンタリー、バラエティー、アニメまで、さまざまなジャンルのテレビ番組について、放送前に確認した記者がレビューをつづる「テレビ試写室」。今回は12日午後9時からスタートする石原さとみさん主演の月9ドラマ「5→9(5時から9時まで)~私に恋したお坊さん~」(フジテレビ系、毎週月曜午後9時)の第1話だ。

あなたにオススメ

 ドラマは、マンガ誌「Cheese!」(小学館)で2010年から連載されている相原実貴さんの「5時から9時まで」が原作。石原さんが演じるモテ期が訪れた英会話学校の講師、桜庭潤子と、高学歴、高身長、高収入のイケメン僧侶、星川高嶺(たかね)が繰り広げるラブコメディーで、高嶺を演じるのは山下智久さんだ。

 石原さんが演じる潤子がとにかく可愛い。可愛すぎる。明るく朗らかで、表情がくるくると変わり、最近、特に美しさが増したといわれる石原さんのキュートな魅力が全開だ。大きめジャケット、ブラウス、太めのパンツにパンプスというお仕事ファッションを嫌みなく着こなし、海外生活をするという夢に向かって勉強や節約をするけなげさもある。そんな潤子にモテ期が訪れるのもうなずける。

 そんな潤子の魅力にやられてしまう男性の一人、高嶺は、表情も言葉数も少なく、何を考えているのか今ひとつ、つかめない。第1話から上から目線のプロポーズで度肝を抜き、潤子が勤める学校に入学、イベントでは寄り添って離れない……と風変わりなアタックが見どころ。こんなやり方で潤子の心が動く日が来るのか心配になってくるほど。

 コメディー要素が強く、潤子と高嶺の出会いや、その後のやりとりもコミカルに描かれている。なかでも潤子と、戸田恵子さん演じる母親、お笑いトリオ「ダチョウ俱楽部」の上島竜兵さん演じる父親、恒松祐里さん演じる妹とのやりとりは、まるでコント。月曜から明るい気分で過ごせること請け合いのドラマとなりそうだ。初回は15分拡大版。

テレビ 最新記事