槇原敬之:高田純次のさんぽ番組に新テーマソング書き下ろし 番組にゲスト出演も

「じゅん散歩」に出演する高田純次さん(左)と、新テーマソングを書き下ろしゲスト出演する槇原敬之さん=テレビ朝日提供
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「じゅん散歩」に出演する高田純次さん(左)と、新テーマソングを書き下ろしゲスト出演する槇原敬之さん=テレビ朝日提供

 歌手の槇原敬之さんが、タレントの高田純次さんが自由気ままな街歩きをするバラエティー番組「じゅん散歩」(テレビ朝日、月~金曜午前9時55分)の新テーマソングを書き下ろしたことが21日、明らかになった。曲のタイトルは、番組のテーマにもなっている「一歩歩けば、そこに一つの出会いが生まれる」という造語の「一歩一会(いっぽいちえ)」で、槇原さんは「今の時代にとって、とても貴重な、いい言葉」とコメントしている。

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 さらに歌詞については「“見ようと思わなければ、物事は見えてこない”をテーマに歌詞を書いたのですが、僕は最近のSNSなどに代表される間接的な人とのつながりに、皆しんどくなってきているのではないか、と感じていて……」といい、「本当に大事なのは実際に自分が歩いて、誰かと出会って、そこでどんな言葉を交わすかということ。そんな時代に“一歩一会”は、とてもいい言葉だなと思いました」と話している。

 同局は、2006年4月から地井武男さんの「ちい散歩」、12年5月から加山雄三さんの「若大将のゆうゆう散歩」と約9年半にわたって“散歩番組”を放送。15年9月から高田さんの名前にちなんだ「じゅん散歩」がスタートし、高田さんが自由気ままな街歩きを展開。月曜から金曜の5日間で、一つの地域(エリア)を歩いていく。放送開始から1カ月がたち、高田さんは「最初の頃は股ずれができていたんです。今では、1万歩ぐらいじゃ大丈夫! 2万歩ぐらいは、ヘのカッパだね」と振り返っている。

 槇原さんは、28日放送の同番組にゲスト出演し、高田さんと東京・麻布十番を散歩するという。番組がゲストを迎えるのは今回が初めてで、2人が共演するのも初めて。撮影はすでに行われたといい、ロケを終えた高田さんは槇原さんについて「いい曲が書けるときは、1枚、1枚、絵をめくるみたいにイメージが浮かんでくるらしくて、やっぱり天才は違うなと思いましたね! 僕は昨日の夜に見た夢ですら、起きたときにぜんぶ忘れちゃうからね」と話し、「(新テーマソングの)リズムに乗って、僕の歩き方も、より軽快に変わってきそうな気がするね」と喜んでいる。
 
 一方の槇原さんは「高田純次さんと散歩できるなんて……。夢のように楽しい時間でした」と振り返り、「実際にお会いしたら囲いを作らないすてきな方で、すんなり受け入れていただきました」と話している。「じゅん散歩」は毎週月~金曜の午前9時55分~10時半にテレビ朝日(関東ローカル)で放送。

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