BS11:農業復活のカギは「官民ファンド」 ウィークリーニュースONZE

ブランド化した「ひこま豚」を提供するショップ
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ブランド化した「ひこま豚」を提供するショップ

 BS11の報道番組「ウィークリーニュースONZE」は22日、地方の農業の復活を目的に、国と民間が出資した投資機関「官民ファンド」を活用した北海道のワイナリーや豚のブランド化に取り組む人々の姿を追った特集「風土を生かせ 官民ファンド」を放送する。

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 地方の農業が、人口減少、高齢化に加え、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)など多くの課題を抱える中、2013年に国と民間企業が合同で、農家の販路拡大や新商品の開発を支援する組織「農林漁業成長化産業化支援機構(A-FIVE)」が設立された。A-FIVEや地方銀行が出資する「官民ファンド」は、生産から加工、販売までを手がける「農業の6次産業化」を進める団体を支援していくものだ。

 番組では、北海道余市町で、地元産のブドウを使ったワインをつくり、地元素材を使った料理も楽しめるレストランを経営するワイナリーと、清潔な環境で豚を育てる「SPF」という方法で手間ひまかけて育てた豚を「ひこま豚」というブランドにして展開している森町の養豚場を紹介。ファンドを活用して国内外からの集客に成功した取り組みから、農業の復活へのかぎを探る。

 放送は22日午後6時から、キャスターは元村有希子・毎日新聞編集委員と田野辺実鈴さん。コメンテーターはジャーナリストの山路徹さん。

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