柔道家の篠原信一さんが、セガゲームスの人気ゲーム「龍が如く」シリーズの最新作「龍が如く 極(きわみ)」(2016年1月21日発売)にキャラクターとして登場することが12日、分かった。12日、東京都内で開かれた会見で発表された。篠原さんがゲームに出演するのは初めてで、かつて世界的な柔道家として活躍したキャラクターとしてゲームに登場し、声優も務める。柔道着を身にまとって登場するほか、地下闘技場で戦う姿も描かれる。
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篠原さんは会見で「ゲームに出るなんて想像していなかった。全員やっつけるので覚悟してください!」と語った。また、ゲーム画面を見て「(自身のキャラクターが)弱かったらクレームを入れますよ。実際の方が男前。営業妨害ですよ。俳優を狙っているのに(演技が)棒読み」と冗談や自虐を交えつつ「ゲームに出られるのがうれしい。クレームを撤回します!」と喜びを語った。
会見にはセガゲームスの名越稔洋取締役も登場し、篠原さんの起用理由を「(同シリーズでは)注目されている人をキャスティングしたいと考えている。篠原さんは今年の顔の一人」と説明すると、篠原さんは「光栄です。また、呼んでいただけるように頑張りたい」と話した。
「龍が如く」は、架空の歓楽街を舞台にさまざまな人間ドラマを描く人気ゲームシリーズ。2005年12月に第1作が発売されてから、シリーズ累計で約750万本を販売しており、映画、舞台化もされている。これまで高橋克典さんや北大路欣也さん、成宮寛貴さん、矢口真里さん、川越達也さんらがキャラクターとして登場したことがある。
「龍が如く 極」は、主人公・桐生一馬が10年の刑期を経て、神室町に戻り、次々と起こる事件に追い詰められる……というストーリー。ロックグループ「B'z」の稲葉浩志さんがテーマ曲を手がける。会見では、PS4向けに16年秋に発売される「龍が如く6(仮)」の映像も公開された。