2016年1月スタートの日本テレビの連続ドラマ「臨床犯罪学者　火村英生の推理」に出演する斎藤工さんと窪田正孝さんが、同局の人気長寿番組「笑点」の演芸コーナーに出演することが21日、明らかになった。2人は同番組初出演で、ベテラン手品師・マギー司郎さんとトリオを組んで手品を披露する。

あなたにオススメ

来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹”　朝ドラヒロインまで手が届くか

　このほど行われた収録で2人は約1000人の観客の前で手品を披露。これほどの人前で手品を見せるのも初めてといい、本番前こそ緊張していたものの、マギー司郎さんの指導のもと、直伝の手品を見事披露し、観客を楽しませた。 2人の登場は観客に知らされておらず、登場した瞬間、会場は黄色い声援に包まれ、 マギー司郎さんがすかさず「なんか嫌だなー」とつぶやくと、いつもの笑点の笑い声が広がった。

　出演を振り返った斎藤さんは「俳優業では味わえない緊張感がありましたが、マギー師匠が必ず“回収”してくれる心強さがありましたので、 肩ひじ張らず楽しむことができました。ぜひ3人でトリオを組んで地方巡業したいですね」と冗談めかし、「門下生になりたいと思うくらい3人で一つの舞台を作り上げる経験ができてうれしかったですし、 誰が見ても楽しめる舞台になっていると思いますので、楽しんでご覧ください」と見どころをアピールした。

　また、窪田さんは「なかなかできない貴重な体験をさせていただきました。とても緊張しましたが、マギー師匠と斎藤さんのお力をお借りし、楽しんで終えることができました。1000人のお客さんの前で手品を披露するなんて初めての経験ですし、生まれる前から放送されている『笑点』に出演させていただいて大変うれしかったです」と喜んでいる。

　 今回の収録の様子は、同ドラマの初回放送日にあたる16年1月17日午後5時30分からの「笑点」で放送される予定。

　同ドラマは、小説家の有栖川有栖さんの人気推理小説「火村英生」シリーズが原作で、謎と闇を抱える犯罪学者の火村英生（斎藤さん）と、火村を救おうとする推理作家の有栖川有栖（窪田正孝さん）が友情と信頼関係を構築しながら難事件に挑む……という内容。同日から毎週日曜午後10時半に放送。