10日にがんのため死去した英国の伝説的ロック歌手、デビッド・ボウイさんが69歳の誕生日である8日に、約3年ぶりのアルバム「★(ブラックスター)」(ソニーミュージック)を発売。今作が事実上の遺作となった。
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アルバム「★」は、タイトル曲で9分57秒の大作「★」、1976年の本人主演映画「地球に落ちてきた男(The Man Who Fell to Earth)」の続編となる舞台で、15年12月7日からニューヨークで公演がスタートした「ラザルス」の同名のテーマ曲などを収録。ジャズミュージシャンを中心にレコーディングメンバーを起用し、新たなフィールドにアプローチした仕上がりになっている。
不穏な空気をまとうサウンドは、怪しく艶やかでありながら、時にポップな風合いや躍動感も醸し出している。観念的な歌詞の世界観は、非常に独特で刺激的。まさに、他の追随を許さない革新とオリジナリティーにあふれている。ラストナンバー「I Can’t Give Everything Away」のフレーズ「I can’t give everything away(私は全てを与え切ることはできない)」のリフレインでこのアルバムが終わっていくのが印象的だ。
アルバム「★」は全7曲入りで2500円(税抜き)。音源はブルーレイディスクの製造技術をCD製造に投入した高音質「Blu-spec CD2」仕様(日本盤のみ)。歌詞・対訳・解説付きで、初回盤はデジパック仕様。
ボウイさんの死去を受けて、元ビートルズのポール・マッカートニーさんが「デビッドは偉大な星であり、共に過ごした瞬間を大切に思っている。彼の星は永遠に空に輝くだろう」とコメントしたほか、ローリング・ストーンズやマドンナさんなど、多数の著名人が次々と哀悼コメントを発表している。(水白京/フリーライター)
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