WiiU:累計300万台突破 年末年始の3週間でPS4抜く ファミ通調べ

任天堂の家庭用ゲーム機「WiiU」
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任天堂の家庭用ゲーム機「WiiU」

 任天堂の家庭用ゲーム機「WiiU」の国内累計販売数が300万台を突破したことが、ゲーム誌「ファミ通」を発行するKADOKAWA(カドカワ)の調査で明らかになった。2015年12月第2~4週の3週間(12月7~27日)は、一時的ながらPS4を超える売れ行きを見せた。

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 12月第1週(2015年11月30日~12月6日)はPS4が約3万4000台、WiiUが約2万5000台とPS4が上回っていた。しかし12月第2週(12月7~13日)になると、PS4が約4万台だったのに対し、WiiUは前週と比べほぼ倍となる約4万7000台に急増。クリスマスを含む第4週(12月21~27日)は、WiiUが約10万1000台、PS4は約6万台となった。WiiUの専用ゲーム「スプラトゥーン」はWiiU本体とほぼ同数が売れており、本体の売り上げをけん引した形だ。

 なお2016年1月第1週(12月28日~2016年1月3日)になると、WiiUの週の販売数は約5万5000台に急落。一方のPS4は年末年始の最高となる約7万台に伸ばした。

 WiiUは、タッチパネル対応の液晶画面を搭載した大型コントローラー「WiiUゲームパッド」を備えた家庭用ゲーム機。テレビとコントローラーの二つの画面を同時に使って遊んだり、テレビを介さずにコントローラーだけでもゲームを楽しめる。累計で1億台を販売した「Wii」の後継機として2012年に発売されたが、世界販売数が約3年間で1073万台(2015年9月末)にとどまっている。

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