30日に結婚を発表した歌舞伎俳優の片岡愛之助さんと女優の藤原紀香さんが31日、東京都内のホテルで、2人そろって記者会見を行った。会見のおもな一問一答は以下の通り。(敬称略)
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――もてるだんなさんの妻になったことについては?
紀香:おもてになるので。歌舞伎役者というのは色がないとだめだと思うので。ね?
愛之助:すてきな宝ものを手に入れましたので、その心配はないと思います。
――奥様への心配は。
愛之助:心配してたら仕事はできませんからね。仕事に打ち込みたいと思います。
――双方の両親からかけられた言葉は。
愛之助:娘をしっかり守ってください。末永く添い遂げてくださいと言われました。
紀香:(片岡秀太郎さんから)ラブは働きすぎるところがあるから健康面のサポートをしてやってくださいと言われました。
――お子さんについては?
愛之助:子供は神様からの授かりものだと思います。そういう意味では僕たちも期待していますが、僕自身もこの世界に養子で片岡家に入れていただきましたので、跡継ぎができないようであれば養子でもかまわないと思います。
紀香:できれば、彼の子どもを産みたいと思うのが女心。無理をせず相談したいと思います。
――披露宴はどのようなものに。やりたいことは?
愛之助:やりたいことは、特にないですね。どれぐらいの規模とかも考えていないです。本来は披露宴はいいかなと僕は思っていたんですけど、これは妻になる紀香のため、紀香を披露して、お願いしますという意味での披露宴ですから、そこにはあまりのサプライズは考えていません。紹介という形で披露宴をしたいと思います。
紀香:歌舞伎界の披露宴というのは、歌舞伎の諸先輩方の前で奥さんを紹介するものだと聞いているので、その日までにもっともっと多くのことを学びたいと思います。
――今、幸せですか。
愛之助:ありがとうございます。最高に幸せです。
紀香:ありがとうございます。幸せです。
――秀太郎さんにあいさつしたときの様子を詳しく。
愛之助:去年の11月くらいですか。最初は緊張しました。師匠という顔と父という顔を持っていますし、好き嫌いのはっきりした父なので、ドキドキしていました。最初会わせて、話しているのを見て和やかだったので、本当にほっとしました。
――最後にあいさつを
愛之助:私は結婚を機に、ますます精進いたす覚悟でございます。私たち二人はまだまだ未熟であります。ですから、温かく見守っていただき、時には叱咤激励していただければ幸いです。人生いろいろあると思います。長い人生です。つらいときこそスクラムを組んで頑張っていく。この言葉を胸に刻んで、幸せに、長く一緒にいたいと思いますので、今後とも末永くよろしくお願いします。ありがとうございました。