大泉洋:主演映画が海外で5冠「優秀な子供を持った親のよう」

主演映画「アイアムアヒーロー」の初日舞台あいさつに登場した(左から)長澤まさみさん、大泉洋さん、有村架純さん
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主演映画「アイアムアヒーロー」の初日舞台あいさつに登場した(左から)長澤まさみさん、大泉洋さん、有村架純さん

 俳優の大泉洋さんが23日、東京都内で行われた主演映画「アイアムアヒーロー」(佐藤信介監督)の初日舞台あいさつに登場。同作は、海外の映画祭で5冠を獲得しており、大泉さんは「2年前に撮影して、公開初日まで時間があったからこそ、海外の映画祭に出品ができた」といい、「ものすごく優秀な子供を持った親のような気持ち」と満面の笑み。「ここまで世界の賞を取ることができるとは思っていませんでした」と明かし、「日本で公開される前に世界で評価されたことはすごくうれしい。誇らしい気持ちでいっぱいです」と観客に喜びを伝えた。

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 同作は、SF、ホラー映画などに焦点を当てた映画祭のうち、「世界三大ファンタスティック映画祭」と呼ばれるスペインのシッチェス・カタロニア国際映画祭、ポルトガルのポルト国際映画祭、ベルギーのブリュッセル国際ファンタスティック映画祭で、観客賞やグランプリなど5つの賞を受賞した。

 大泉さんは、お笑いコンビ「ドランクドラゴン」の塚地武雅さんがZQN(ゾキュン)と呼ばれるゾンビと戦うシーンについて「バットでZQNを殴っているときに、横には血まみれの役者さんが横たわっていて、その横で(体に)ナイフが刺さった(お笑いタレントの)マキタスポーツさんがずっと休んでいて、異様な光景。撮影は壮絶でしたよ」と笑いながら、振り返っていた。

 舞台あいさつには、有村架純さん、長澤まさみさん、片瀬那奈さん、吉沢悠さんと塚地さん、マキタスポーツさん、佐藤監督、原作者の花沢健吾さんも出席。花沢さんは「僕は、この回を見て3度目になります。3回見ても、すごく面白いなって。原作者としてはうれしい限りです」と喜んでいた。

 「アイアムアヒーロー」は、「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で2009年に連載がスタートした人気マンガが原作。ZQN(ゾキュン)と呼ばれるゾンビであふれる世界を舞台に、主人公のマンガ家アシスタントの鈴木英雄(大泉さん)や女子高生の早狩比呂美(有村さん)らがZQNと戦う姿を描く。

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