歌手の小林幸子さんが29日、QVCマリンフィールド(千葉市美浜区)で開催されたプロ野球・千葉ロッテマリーンズ対北海道日本ハムファイターズ戦の始球式に千葉ロッテOBの里崎智也さんと登場した。場内アナウンスで「ピッチャー小林幸子、ラスボス」とアナウンスされ、“勝利の女神”をイメージしてこの日のために作ったという金色の豪華なドレス姿で現れた小林さんは、ボールではなく黒い“バズーカ砲”を抱えて白煙を発射。直後に“999キロ”とアナウンスされ、里崎さんや審判らをよろめかせると会場からはどよめきと笑いが起こった。
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始球式後の会見で小林さんは、「熱気がすごい。風が強くて飛ばされそうになりましたけど、とってもいい経験をさせていただきました」と語り、マウンドに立った感想については「こういう場所に立つことがあまりない。不思議に興奮しますね。くせになりそうです」とにっこり。バズーカ砲を使った始球式については、「ラスボスパワーというか、そういう形でやらせていただきました」と満足げに語った。また、キャッチャーを務めた里崎さんについても「スポーツをやる方ってたくましいというか、どしっとしてますよね。すごくすてきだなと思いました」とコメント。バッテリーを組んだ里崎さんは「新鮮で面白かったです」と振り返り、「タイミングもばっちりでいいコンビだったと思います」と笑いながら語った。
始球式は同日幕張メッセ(千葉市美浜区)で開幕した「ニコニコ超会議2016」とプロ野球公式戦のコラボレーション企画「超野球」の中で、「超始球式」と題して開催された。