今週末に公開される映画の注目作をピックアップする「今週シネマ」。20日には「機動警察パトレイバー」などで知られる押井守監督の最新作「ガルム・ウォーズ」が公開。21日には俳優の阿部寛さんが主演した是枝裕和監督の最新作「海よりもまだ深く」、トロントやスイス・ロカルノといった世界の映画祭で称賛されたドイツ映画「君がくれたグッドライフ」(クリスティアン・チューベルト監督)が公開される。
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「ガルム・ウォーズ」は、戦いの星「アンヌン」を舞台に、空の部族「コルンバ」の女性飛行士・カラ、陸の部族「ブリガ」の兵士・スケリグ、情報操作にたけた部族「クムタク」の老人・ウィドが、クローン戦士「ガルム」の真実を探る旅に出る姿を描く。構想約15年という大スケールの作品で、アニメと実写を融合した幻想的で美しいビジュアル、外国人俳優を起用したオール北米ロケなども話題を集めている。日本語版プロデューサーとしてスタジオジブリの鈴木敏夫さんが参加し、「魔法少女まどか☆マギカ」などの虚淵玄(うろぶち・げん)さんが宣伝コピーを担当。キャラクターの造形や登場人物の衣装も押井監督が「ケタ違いにお金がかかった」というだけあって、かなり凝っており、かつ作品の世界観を邪魔することなく違和感のない仕上がりになっている。
「海よりもまだ深く」は、東京郊外の古い団地を舞台に、阿部さん演じるダメな中年の息子とその元家族を巡る人間ドラマを是枝監督が温かい目線で描いている。2008年の是枝監督作「歩いても 歩いても」と同様に、阿部さんと樹木希林さんが再び親子を演じるのも話題で、真木よう子さん、橋爪功さん、高橋和也さんら是枝作品ではおなじみのキャストが集結した。ロケ地となったのは、是枝監督が昔住んでいたという清瀬市の旭が丘団地。公園の遊具も懐かしく、室内の台所のゴチャゴチャ感といい、狭すぎる風呂(阿部さんが入るからさらに狭く見える!)といい、家族が肩寄せ合っていた昭和の暮らしぶりにノスタルジーを感じてほっこりとさせられる。
「君がくれたグッドライフ」は、不治の病を宣告された男性が、友人たちと出掛ける最後の旅を描いたドイツ映画。年に一度、気心の知れた仲間6人で各地を巡る自転車の旅に出かけるグループがあった。15回目を迎える今回はちょっと様子が違う。メンバーの一人、ハンネス(フロリアン・ダービト・フィッツさん)が目的地として選んだのはベルギー。フライドポテトにチョコレート、「スマーフ」や「タンタンの冒険」、さらに、ジャン・クロード・ヴァン・ダムの故郷ぐらいしか名物がない(これだけあれば十分だが……)ことをボヤく仲間たち。しかしハンネスには、そこを選ぶ理由があった……というストーリーが展開する。
そのほか21日には、新鋭・真利子監督の商業映画デビュー作で、柳楽優弥さん、菅田将暉さん、小松菜奈さん、村上虹郎さん、池松壮亮さんら注目の若手俳優が集結した「ディストラクション・ベイビーズ」、小幡文生さんの人気マンガを基に、俳優の竜星涼さん主演で実写化した「シマウマ」(橋本一監督)が公開される。
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