TBSラジオの入江清彦社長は25日、月~金曜に放送されていた長寿ラジオ番組「大沢悠里のゆうゆうワイド」の終了を受けて始まった新番組について「それぞれ健闘している」とコメント。月~木曜日に放送を開始した「伊集院光とらじおと」について、「悠里さんの番組に及ばないものの、瞬間聴取率では全局全番組中1位ということで上々のスタートが切れた。今後の手応えも感じております」と高評価だった。
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一方、リスナー層は「今までの高齢者層のリスナーが離れている」というが、「新規リスナーをそれ以上に獲得するように努めたい」と若年層を取り込んでいきたい考えを示した。また、リスナーの強い要望で土曜に新設された「ゆうゆうワイド」土曜日版も好調で、「ナイツ、久米宏さんの番組とともに健闘して、土曜日全体(の聴取率を)を上昇させた」と報告した。
「ゆうゆうワイド」は、大沢悠里さんがパーソナリティーを務め、1986年4月7日にスタート。月~金曜午前8時半~午後1時に放送され、人口比に換算して「日本一聴かれているラジオ番組」となったが、4月8日の放送を最後に30年の歴史に幕を閉じた。翌週からは、月~木曜午前8時半~11時に伊集院光さんの「伊集院光とらじおと」、金曜の同時間に有馬隼人さんと山瀬まみさんの「有馬隼人とらじおと山瀬まみと」、月~金曜午前11時~午後1時にジェーン・スーさんの「ジェーン・スー 生活は踊る」が放送を開始した。