タレントの小島瑠璃子さんが、千葉県船橋市の非公認キャラクター「ふなっしー」が主役の「ふなっしーじー舞台『レジェンドオブふなっしー』」で初の声優を務めることとなり2日、東京都内で、ふなっしーとともに公開アフレコを行った。「ずっとやりたかった」という声の仕事で、ヒロインという大役に抜てきされた小島さんは「あざーっす!」と喜んでいたが、収録では最初の10分間だけで1時間半もかかったといい「終わらないんじゃないかと思った。もう、全部NGでした! しゃべったらNG、何してもNG……」とその苦戦ぶりを明かし、ふなっしーや報道陣を驚かせた。
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舞台は、最新鋭の技術を使用した世界初のライブホログラフィック専用常設劇場「DMM VR THEATER」(横浜市西区)で行われる最新公演。劇中に登場するキャラクターたちをフルCGアニメーションで再現し、劇場で投影することで、目の前にキャラクターが実在するように見えるほか、空を飛んだり炎が飛び出るなど、通常の舞台ではありえない魔法のような演出を楽しめる世界初のバーチャル・リアリティー(VR)長編舞台となっている。
物語は、剣と魔法の世界を舞台に、モンスター(雑草)に侵略される街を救う剣士として活躍を夢見る見習い剣士ふなっしーが、仲間とともに街を守るために奮闘する……という展開で、小島さんは洋梨の妖精・ラフランの声を担当している。小島さんは「(収録は)ガチガチで始まった。何も分からず、赤ちゃんみたいな状態で、右も左も分からなくって」と振り返った。
ふなっしーもアニメ声優を経験しているにもかかわらず「(収録は)8時間くらいかかったなっしー。死ぬかと思ったなっしー」と苦労。「こじるりさんは(初で)いきなり難しいところから始まってる」と気遣いをみせたが、小島さんの収録が全部で2時間半で終わったと聞くと、「巻いたなー! 大丈夫かクオリティー!」と、大げさに心配して、報道陣の笑いを誘っていた。