行定勲監督:名古屋の熊本支援チャリティー上映会でトークショー 18日開催

行定勲監督の短編映画「うつくしいひと」の一場面 (C)2016 くまもと映画製作実行委員会
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行定勲監督の短編映画「うつくしいひと」の一場面 (C)2016 くまもと映画製作実行委員会

 熊本県出身の行定勲監督が、18日に名古屋駅前の映画館「ピカデリー」で開催される自身の短編映画「うつくしいひと」の熊本支援チャリティー上映会でトークショーを行う。名古屋在住の映画パーソナリティー、松岡ひとみさんを中心に、行定監督と親交のある名古屋の映画関係者が企画した。当日は募金箱を設置し、募金と鑑賞料金(1人1000円)が、同作を製作した「くまもと映画製作実行委員会」を通じて、熊本地震の被災地に寄付される。チケットは、4日から同映画館の窓口で販売される。

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 チャリティー上映会は、2部制で、1部は午後5時45分開場、午後6時開映。2部は午後7時45分開場、午後8時開映。いずれも上映後にトークショーが開催される。定員は各回220人。

 企画の中心となった松岡さんは「熊本の復興を願い奔走する行定監督を応援したい、名古屋の映画愛を熊本に届けたいという思いから企画した」といい、「この作品を一人でも多くの方に見ていただき、本来の熊本の美しい風景に思いをはせていただけたら、それが熊本の復興支援へと直接つながっていく」ことを願っている。

 「うつくしいひと」は、行定監督と、熊本県出身の俳優陣によって製作された約40分の短編映画。城下町の問屋街にある探偵事務所で、いつも暇そうにしている玉屋末吉の元へ、謎の美女と小柄な男がやってきて、美女は末吉にある極秘事件について耳打ちする……という展開。地震の被害に遭う前の熊本城をはじめ、同県の美しい風景が映し出されている。末吉を高良健吾さんが演じており、橋本愛さん、姜尚中さん、石田えりさん、米村亮太朗さんらが出演。熊本県のキャラクター「くまモン」も登場している。

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