女優の松岡茉優さんがアイドルグループ「モーニング娘。’16」（モー娘。）に限定加入し、ステージに立つ姿が、17日にフェイクドキュメンタリードラマ「その『おこだわり』、私にもくれよ！！」（テレビ東京系）の最終話で放送される。大のモー娘。ファンとして知られる松岡さんがモー娘。とおそろいの衣装でパフォーマンスする姿がこのほど公開され、松岡さんの見事な腹筋とともにネットを中心に話題を集めているが、新たに松岡さんがメンバーと初対面を果たし、レッスンする様子が明らかになった。

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　松岡さんは今年3月20日に行われたハロープロジェクト主催のライブイベント「Hello！Project ひなフェス 2016」でモー娘。に限定加入。そのステージを前にメンバーと初対面することになった松岡さんは「顔が上げられないし、目も合わせられない」と感激で涙が止まらず、しばらくメンバーのいる部屋に入ることができず、同行した女優の伊藤沙莉（さいり）さんに支えられながら対面を果たした。

　松岡さんのモー娘。“限定加入”は、松岡さんと伊藤さんが本人役で出演する「その『おこだわり』、私にもくれよ！！」の撮影の一環で実現。ドラマでは現在、松岡さんが俳優業を引退して大好きなモー娘。に加入することを決心する……というストーリーが展開されているが、17日の最終話では、いよいよ松岡さんがモー娘。と共にステージに立ち、昨年末に卒業した鞘師（さやし）里保さんがセンターを務めた曲「One・Two・Three」をパフォーマンス。ダンスや歌の練習を積み重ねた松岡さんが、“推しメン”だという鞘師さんのパートを“完コピ”する。

　当日の本番前の会見では、メンバーとともに行ったレッスンについて「ダンスも歌も未経験でしたが、（メンバーが）真摯に教えてくれました。一緒に踊れるのは感激でした」と振り返り、同曲のダンスでは「冒頭のウェーブ」に苦戦したと告白したものの、メンバーからは「ウェーブはキレイだと思いました！」と声をそろえて絶賛された松岡さん。「一度鞘師さんに実際にダンスを教わったことがあります。鞘師さんのポジションを務めるので、失礼のないように踊りたい」と敬意を払い、ステージでは完璧に鞘師さんのパートを再現して観客を驚かせていた。

　モー娘。メンバーの譜久村聖さんが「目が本気になっていて、プロ意識を感じた」という松岡さんのパフォーマンス。「その『おこだわり』、私にもくれよ！！」最終話は17日深夜0時52分から放送される。