うすた京介漫画賞:集英社が新たなマンガ賞創設 「マサルさん」作者が審査委員長

「うすた京介漫画賞」のロゴ (C)うすた京介/集英社
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「うすた京介漫画賞」のロゴ (C)うすた京介/集英社

 人気ギャグマンガ「セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん」「ピューと吹く!ジャガー」などの作者として知られるうすた京介さんの名を冠した新たなマンガ賞「うすた京介漫画賞」を集英社が創設したことが29日、明らかになった。うすたさんが審査委員長を務め、マンガ投稿サイト「少年ジャンプルーキー」で10月31日まで投稿を受け付けている。同社は6月に「To LOVEる-とらぶる-」の作者である矢吹健太朗さんの名を冠したマンガ賞「矢吹健太朗漫画賞」を創設したことも話題になっており、「うすた京介漫画賞」も注目を集めそうだ。

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 「うすた京介漫画賞」の賞金は大賞が50万円、準大賞が10万円、奨励賞が5万円で、大賞と準大賞の受賞者は、うすたさんから直接トロフィーが授与され、作品はマンガアプリ「少年ジャンプ+(プラス)」に掲載される。応募作品は「少年ジャンプルーキー」で投稿後に即時公開され、結果発表は12月~2017年1月ごろを予定している。

 審査委員長のうすたさんは「こんな冠のついた賞を初めてやらせていただくことになりましたが、特にギャグマンガじゃなくても、めちゃくちゃドス黒いダークなストーリーマンガでも何でもかまいません。でもあんまりドス黒いのは好みじゃないので、ほかの人の時に送った方がいいかもしれません。僕はやっぱり少年マンガらしいマンガが好きです。マンガに限らず、僕が何かを評価する時に見るポイントは“面白いことをやろうとしているかどうか”です。とにかく変なことをしてみたい、誰も作らないものを作りたいという気持ちがにじみ出てるかどうか、そういう意識を一番見ていると思います」とコメントを寄せている。

 うすたさんは、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で「セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん」を1995年11月~97年9月、「ピューと吹く!ジャガー」を2000年8月~10年8月に連載。15年9月から「少年ジャンプ+」にて「フードファイタータベル」を連載中。

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