歌手の西内まりやさんの姉で、元・準ミス・ユニバース・ジャパンの西内ひろさんが4日、東京・二子玉川の蔦屋家電で自身のドキュメント写真集「♯Passport Book in Cuba」の出版記念記者会見を開いた。これまでに27カ国ほどを巡るなど、旅をライフワークとしているという西内さんが、写真家の大島央照(おおしま・ちあき)さんとともにキューバを訪れて撮影した写真をまとめたもので、西内さんは現地でタクシーに「年収(額)を払ってしまった」と夢中でエピソードを語っていた。
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西内さんは、「タクシーを1日レンタルして、私たちの感覚で、1日3万円お支払いしたら、キューバでは1年間の給料が約3万円だった。なんと年収を払ってしまった。日本では考えられないような出来事ばかり。文化の違いもすごく面白い」と述懐。「ただ旅をするだけではなくて、その国々の文化を、続けて伝える仕事ができたら、と思っていた」と語った。また「2冊目は、アフリカのサプール(という集団)に会いたい」とはしゃぎ、苦労は感じていない様子だった。会見には大島さんも出席した。
同書は西内さんと、大島さんがインターネットで資金援助を募る「クラウドファンディング」を利用して制作した。撮影は2015年12月に10日間、行われた。同店とSHIBUYA TSUTAYA(東京都渋谷区)、京都岡崎 蔦屋書店(京都市左京区)、TSUTAYA福岡天神店(福岡市中央区)の4店舗と、通販サイト「Amazon」で販売されている。2500円(税抜き)。