俳優の松重豊さんが9日、東京都内で行われた舞台「家族の基礎 ~大道寺家の人々~」の製作発表会見に登場した。劇中で半そで、半ズボン姿の小学3年生を演じる場面があるといい、松重さんは「毎回、舞台をやるたびに逃げ出したくなる」と明かし、「演出の倉持(裕)さんの新作と聞いて快諾したのですが、(オファーに)後悔しています」と苦笑した。
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「家族の基礎 ~大道寺家の人々~」は、コントバラエティー番組「LIFE!」(NHK総合)などの倉持さんが脚本を担当。東京のはずれに出現した劇場「大道寺シアター」の中心にいる風変わりな一家・大道寺家が一家離散を乗り越え再生していく姿を軽妙なタッチで描く群像劇。
同舞台で、大道寺家の父の尚親(なおちか)を演じる松重さんは「尚親が小学校3年生になる場面があるのですが、半そで、半ズボン姿になると聞いています。(小学校3年生に見えるような演技の)説得力と、失笑を買いたい」と意気込んだ。
また、会見には尚親の妻の須真を演じる鈴木京香さんも出席。松重さんは夫婦役を初めて演じる鈴木さんについて「以前、映画で共演をさせていただいたときに『舞台をやらないのですか』と聞いたら『絶対に無理です』とおっしゃっていた」といい「初日のけいこにはストレッチマットを持ってきていたので、ずいぶんと変わられた」と明かすと、鈴木さんは「松重さんは繊細なところがあるので、初日にせりふを覚えていないと嫌われるのではないかと思っていた」と苦笑した。会見には林遣都さん、夏帆さん、堀井新太さん、演出の倉持さんも出席。司会は中井美穂さんが務めた。
舞台はBunkamuraシアターコクーン(東京都渋谷区)で9月6~28日、刈谷市総合文化センター(愛知県刈谷市)で10月1~2日、梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ(大阪市北区)で同月8~10日、浜北文化センター大ホール(浜松市)で同月16日に上演される。
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