佐々木蔵之介:「超高速!参勤交代」続編は岩城弁VS尾張弁 本木監督は敵地・名古屋で「甘く見て…」

名古屋市内で行われた映画「超高速!参勤交代 リターンズ」の舞台あいさつに登場した佐々木蔵之介さん
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名古屋市内で行われた映画「超高速!参勤交代 リターンズ」の舞台あいさつに登場した佐々木蔵之介さん

 俳優の佐々木蔵之介さんが2日、名古屋市内で行われた主演映画「超高速!参勤交代 リターンズ」(本木克英監督、10日公開)の舞台あいさつに登場。佐々木さんは、前作「超高速!参勤交代」に続いて、現在の福島県いわき市にあたる湯長谷藩の藩主・内藤政醇(まさあつ)を演じており、今回、尾張柳生の藩士らと敵対し、岩城弁と尾張弁での対決シーンもあることから、「気骨のある柳生の一族が登場します」と集まった観客にアピールした。

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 この日は、朝からひつまぶし、エビフライサンド、天むす、ミックスジュースなど名古屋名物を食べ歩いたといい、「さっきそこ(楽屋)にみそカツサンドがあって……。胃が心配」と苦笑い。前作でかなわなかった、いわき市での撮影が実現したといい、「(地元の人が)『殿!』『姫!』と迎えてくれてうれしかった。小浜海岸で、早朝、日の出とともに撮影しました。いわきに“リターンズ”させてもらった気持ち」と振り返った。

 舞台あいさつには本木監督も登場し、「(きょうは)監督としてはアウェーな気持ち。尾張柳生の面々が悪者として出てきますが、広い心で見てください。尾張の方言は、方言指導の先生をつけずに、俳優が(せりふを)方言に変えてしゃべっています。そこも甘く見てください」と悪役のご当地での上映に、戦々恐々とした様子だった。

 さらに舞台あいさつの途中、同作に出演している、名古屋市在住の俳優、神戸浩さんがサプライズで登場。「どえらいおもしろいでいかんがやー。3作目があるよう、頑張りますので、きょうの感想をツイッターでつぶやいてちょーよ!」と名古屋弁で観客に呼びかけていた。

 「超高速!参勤交代」は、貧乏藩が知恵と工夫を凝らした奇想天外な作戦を立てて難関を乗り切り、たった7人で参勤交代を目指す姿をユーモアを交えながら描いている。佐々木さん主演で2014年に公開された。続編は、湯長谷藩の藩主・政醇(佐々木さん)率いる一行が参勤を終え、湯長谷を目指し江戸を出発するが、その道中、湯長谷で一揆が起きたことを耳にして……と展開する。 

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