関根勤:心臓の緊急手術から3カ月 新たに突然死のリスクが…

心臓手術から3カ月の生活をチェックした関根勤さん=MBS提供
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心臓手術から3カ月の生活をチェックした関根勤さん=MBS提供

 タレントの関根勤さんが3日、心臓疾患のため、緊急手術をするきっかけとなった情報番組「サタデープラス」(MBS・TBS系、毎週土曜午前8時)に出演し、手術から3カ月の生活をチェックした結果を報告する。食生活と運動習慣で、新たなリスクが判明したという。

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 関根さんは4月に同番組の健康情報コーナー「Dr.プラス」で、小堺一機さんとともに心臓ドックを受診し、心臓に酸素を含んだ血液を供給する冠動脈という血管が詰まっている疑いが発覚。後日行ったCT検査の結果、放置していると心筋梗塞(こうそく)で倒れるリスクが高い冠動脈狭窄(きょうさく)と診断され、5月2日に心臓の血流を回復する「ステント手術」を実施。同28日の同番組に生出演し、手術の状況などを報告した。

 番組では、関根さんの食生活と運動習慣を取材。サラダなどを取るヘルシーな食生活を心がけているが、大のカレー好きで週2〜3回は食べているという。医師によると、「カレーには動脈硬化を予防する可能性がある」と評価したが、関根さんの早食いに「早食いは血管を老化させる」と警告した。医師によると、食べ始めから満腹感を感じるまでに15分かかり、早食いをすると、満腹を感じる前に食べ過ぎてしまい、血糖値上昇による動脈硬化のリスクが高まるという。

 運動習慣では、大好きなゴルフを再開したが、医師は「ゴルフ自体は良い」と前置きしたうえで、「ゴルフは心筋梗塞を発症することが多いスポーツ」と警告。心筋梗塞などは起床後2〜3時間で起こすことが多く、ゴルフは朝早く出かけることが多いため、一見激しそうなランニングやテニスに比べ、突然死のリスクが8倍あるという。

 長女麻里さんが第1子を出産したばかりで、「初孫の成人を見る82歳までは死ねない」といい、「自分は早期発見で心筋梗塞のリスクを回避できた。改めてテレビを通じて検査の重要性を訴えたい」と語る。

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