エスカクロン:水島精二監督の朗読劇がアニメ化 安済知佳と安野希世乃が出演

「エスカクロン」のビジュアル(C)Terminal/エスカクロンproject
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「エスカクロン」のビジュアル(C)Terminal/エスカクロンproject

 7月に開催されたアニメ関連イベント「『D-World』vol.0」で披露された朗読劇「エスカクロン」がアニメ化されることが9日、分かった。「機動戦士ガンダム00」などの水島精二さんが総監督を務め、「To Heart」などの高橋龍也さんが脚本、水無月徹さんがキャラクター原案を担当。「暗殺教室」「がっこうぐらし!」などのラルケが制作する。また、安済知佳さんが長い髪と澄んだ瞳の美少女・エスカ、安野希世乃さんが明るい笑顔が魅力の美少女・クロンの声優を務める。

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 同作は、4年以上前に、水島監督が音楽プロデューサーから依頼され、高橋さん、水無月さんと共に、歌を歌うキャラクターなどを作っていたといい、7月10日に一ツ橋ホール(東京都千代田区)で開催されたイベント「『D-World』vol.0」で楽曲と朗読劇が披露された。水島監督は「歌のバックボーンでしかなかった2人の物語は、安野さん、安済さんの愛を起爆剤に、さまざまな人を巻き込んで、まさかの大進化を遂げました。まだまだ、始まったばかりの『エスカクロン』の物語ですが、僕らも注げる限りの愛を注ぎ、育てていきたいと思います。どうか、応援よろしくお願いします」と話している。

 安野さんは「私たちにとって子供みたいな『エスカクロン』の2人が、作品そのものが、どうか幸せになってくれますように。皆さまの元に幸せを届けてくれますように。どんな展開をしてゆくかはまだまだこれからのことですが、どんな形になっても最後まで心を込めて、『エスカクロン』を見届けたいと思います」とコメント。

 安済さんは「歌から始まった『エスカクロン』の世界を、さらに表現のすべが増えるアニメーションで見ることができるなんて夢のようです。ようやく今年になって陽(ひ)の目を見ることができて、歌でしか表現したことのなかったエスカを、朗読にて言葉で伝えられただけでもものすごく幸せでした。アニメーションになることで、わたしも知らない彼女の仕草や表情が見られると思うと……。アフレコへのはやる気持ちが止まりません!(笑い)」と意気込んでいる。

 「エスカクロン」は、何もないモノクロームな終末の世界からやってきた2人の少女、エスカとクロンが、現実世界で光や音に触れることで、“未来世界”が徐々に鮮やかな世界に移り変わっていく……という展開。アニメの詳細は今後、発表される。

 ◇スタッフとキャスト(敬称略)

 総監督:水島精二▽監督:山口ひかる▽脚本:高橋龍也▽キャラクター原案:水無月徹▽キャラクターデザイン:渡部里美▽音楽:Hifumi,inc.▽アニメーション制作:ラルケ「ダンガンロンパ

 エスカ:安済知佳▽クロン:安野希世乃

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