HKT48指原莉乃：初のディナーショーで聖子、明菜を熱唱　フット後藤がサプライズ登場

　アイドルグループ「HKT48」の指原莉乃さんが20日、東京・グランドプリンスホテル新高輪の飛天の間で、48グループ初のディナーショーを開いた。「さしこ」にちなんだ3万4500円のチケットは昼・夜の両公演とも完売。松田聖子さんや中森明菜さん、「モーニング娘。」など往年のアイドルをカバーし、番組で共演しているお笑いコンビ「フットボールアワー」の後藤輝基さんがサプライズ出演し、得意のギターで指原さんの伴奏も披露した。

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　初のディナーショーで指原さんは、松田さんの「赤いスイートピー」や中森さんの「DESIRE－情熱－」、小泉今日子さんの「夜明けのMEW」、 モー娘の「LOVEマシーン」などビッグアイドルの楽曲を中心に、大ヒットしている劇場版アニメ「君の名は。」の主題歌「前前前世」など、すべてAKBグループ以外の楽曲で構成。初挑戦の楽曲ばかりで、「総選挙と同じくらい緊張する」と不安も漏らしたが、「緊張よりも今は楽しさが上回っています」と喜んでいた。

　21日が24歳の誕生日となる指原さんが「バースデーショー」と銘打った夜公演には、後藤さんがサプライズゲストで登場。「シンガーの私にピッタリの超有名ギタリストをお呼びしました！」と指原さんから紹介され、後藤さんは「出てきにくいわ！」と照れながらも、山口百恵さんの「秋桜（コスモス）」をギターで伴奏した。

　最後に「本当にあっという間でした。24歳の誕生日を迎える私にとって本当に幸せなプレゼントになりました」と締めくくり、越路吹雪さんの名曲「愛の賛歌」をしっとりと歌い上げて幕を閉じたが、客席からバースデーソングの大合唱が湧き起こり、指原さんは再登場し、「みんな大好き！」と喜びをかみ締めていた。