中山優馬:「寝たらあかん」 瀧本智行監督が現場でささやき…「ひどいことをした」

WOWOWの連続ドラマ「連続ドラマW 北斗-ある殺人者の回心-」の完成披露試写会に登場した(左から)瀧本智行監督、宮本信子さん、松尾スズキさん
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WOWOWの連続ドラマ「連続ドラマW 北斗-ある殺人者の回心-」の完成披露試写会に登場した(左から)瀧本智行監督、宮本信子さん、松尾スズキさん

 俳優の中山優馬さんが16日、東京都内で開かれたWOWOWの連続ドラマ「連続ドラマW 北斗-ある殺人者の回心-」の完成披露試写会に登場した。主演の中山さんはドラマの最後の撮影で「(瀧本智行)監督から『中山寝ないよな?』と言われて『これは寝たらあかん』と……」と2日間で5分間の睡眠だったことを明かした。

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 瀧本監督は、「法廷に立つ人間は普通眠れないだろうと考えて、中山さんにささやいた」と説明。「ずいぶんひどいことしたなと思います」と振り返った。ほかにも中山さんが20日間で12キロやせたときは、その期間は固形物を食べず液体だけを口にしたエピソードも明かした。

 完成披露試写会には、主人公・端爪北斗役の中山さんや瀧本監督のほか、北斗に親の愛情を教えてくれる里親・近藤綾子役を演じた宮本信子さん、弁護士の高井聡一役の松尾スズキさんが出席。中山さんは「ドラマは目を背けたくなるほど重い話なので、最後は明るく……」と言った後で、声色を可愛くして「『北斗』全部見てね」とアピールし、観客を沸かせた。

 ドラマは、石田衣良さんが2012年に「デビュー15周年の結論」として発表し、第8回中央公論文芸賞を受賞した小説「北斗 ある殺人者の回心」が原作。殺人犯として勾留されている20歳の北斗は「僕を死刑にしてください」と国選弁護人の高井に訴える。北斗は少年時代に両親から激しい虐待を受けて愛に飢えていたが、養護施設で里親となる綾子に出会い、心の闇から解放され、生まれ変わっていく。だが、数奇な運命に翻弄(ほんろう)され、殺人者になってしまう……という内容だ。

 「連続ドラマW 北斗-ある殺人者の回心-」は、WOWOWプライムで25日から毎週土曜午後10時から放送。全5話で、第1話は無料放送される。

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