女優の広瀬すずさんが25日、東京都内のスタジオで劇場版アニメ「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」(8月18日公開)の公開アフレコを行った。アニメの内容にちなみ「もし中学時代に戻るなら、もう一度やり直したいこと」を聞かれると、デビュー前の「中学1年生の合唱コンクール」を挙げ、「あの日に戻りたいな」と語った。
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中学2年から「お仕事を始めた」という広瀬さんは、「(コンクールに)中2の時は出た記憶がなくて。3年生の時は(仕事で)遅れて行ったんですけど、ステージの上に立つと『あれがすずちゃんだ』って言われたりしたので、歌うことだけに集中して、みんなとハモって、みんなで『頑張ったね』って言っていたのは1年生の時だけ。今じゃなかなかできないので、あの日に戻りたいな」と遠い目をしていた。
また公開アフレコを終えると「見られながらお芝居するって、なんか新感覚!」と笑顔を見せていた。アフレコには菅田将暉さん、宮野真守さんも登場した。
同アニメは、1993年に制作された岩井俊二監督のテレビドラマ作品が原作で、現代的な要素を加え、長編ならではのラブストーリーに仕上げている。とある海辺の町が舞台で、クラスメートたちが花火大会を前に「打ち上げ花火は横から見たら丸いのか?」と盛り上がる中、クラスのアイドル・なずなに思いを寄せる典道は、時間が巻き戻る不思議な体験の中で、なずなから「かけおち」に誘われるが……というストーリー。