冬のなんかさ、春のなんかね
第10話(最終回) 冬の晴れた日に
3月25日(水)放送分
仲野太賀さん主演の大河ドラマ「豊臣兄弟!」(NHK総合、日曜午後8時ほか)で、竹中半兵衛を演じる菅田将暉さん。3月8日放送の第9回「竹中半兵衛という男」から本格的に登場する。仲野さんとの共演は今回で8回目。「仲野太賀が主演って聞いたときに、自分もそこにいる景色が自然と想像できた」と話す菅田さんが、ドラマの魅力について語った。
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「豊臣兄弟!」は、65作目の大河ドラマ。豊臣秀長(小一郎)を主人公に、兄・秀吉(藤吉郎)とともに強い絆で天下統一という偉業を成し遂げる豊臣兄弟の奇跡を描く、夢と希望の下剋上サクセスストーリー。小一郎を仲野さん、小一郎の兄・藤吉郎を池松壮亮さんが演じている。
仲野さんはもちろん、池松さんとも共演経験のある菅田さんは、半兵衛役として現場に入って、共に芝居をする中で「新たな発見や、胸が躍るみたいなところもありました」と明かす。
「2人とも声が大きいんですよ。本当にそれがこのドラマの見どころなんじゃないかなと思っていて。兄弟で言い争っているのが面白い大河ドラマって、なかなかないだろうし、そばで見ていてやっぱり痛快ですね。逆に半兵衛は静か。病気のことなどもあって声を張れないから、僕の声、かき消されています」
「半沢直樹」(TBS系)や連続テレビ小説(朝ドラ)「おちょやん」などで知られる八津弘幸さんが手がけた脚本については、“ポップさ”や“余白”とともに少年マンガっぽさ、さらに限定していうと「友情・努力・勝利」の三原則で知られる「少年ジャンプ」(集英社)っぽさも感じている。
「せりふでも、このままだとちょっと照れるな、大丈夫かな、みたいなところもあるのですが、八津さんは演者のことをすごく信じている方のような気もしていて。あとは群像劇で、真ん中にこの兄弟がいて、本当に『少年ジャンプ』のようで、ある種の分かりやすさを持っている。敵が現れて、仲間にして、また違う敵が現れて、仲間に裏切られて、みたいな。そういうワクワク感は、この2人(声の大きい仲野さんと池松さん)にすごくフィットしてる気がするし、いいと思います」
また菅田さんは、「持たざるもの」という部分で、小一郎のキャラクターは「すごく主人公向き」だと考える。
「持っていない人が、どれだけ持っている人たちに立ち向かっていくのか。そこをどう駆け上がっていくのかという。才能の壁とか、フィジカルの壁とか、いろいろな壁が立ちはだかる中、右往左往迷っている小一郎にだんだんと人が集まってくる。この感じが多分、ジャンプっぽいというか少年マンガっぽいんだと思います」
そういった作品世界の中で、今回の竹中半兵衛はどんな役回りを担うのだろうか。
「今回は(小栗旬さん演じる)信長とのシーンはあまりなくて、豊臣兄弟とのスリーショットが多いので、この2人の参謀みたいなイメージになっていくと思います。ある意味この兄弟をつなぐ存在でありつつ、兄弟2人も感化される男というか。あとは、気兼ねなくと言うとあれですが、秀吉が偉くなっていく中で、自由な動きしていいのは半兵衛くらいだったりもします。自由な立場をもらってるからこそ、きっちり仕事しないと、みたいな。そんな気持ちですかね。後半は、少し“ピリッ!”とお互いできるような関係性になっていければいいのかなと思っています」
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