歌手の小林幸子さんが4日、東京都多摩市のテーマパーク「サンリオピューロランド」でサンリオの人気キャラクターたちと特別パレードを行った。頭にピンクのロングヘアのウィッグ、サンリオキャラクターのぬいぐるみがたくさん付いた白のドレスを身に着けてゴンドラに乗って登場した小林さんは「初めてピンクの髪になりました。自分でもびっくりしました。でも鏡を見てそこそこ似合うかな。とってもいいなと思いました。似合う?」とにっこり。観客の「さっちゃーん!」「可愛い!」という声援に「ありがとう!」と手を振って応えた。
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小林さんが登場したのは、サンリオの人気5キャラクターと小林さんの初コラボレーショングッズが発売されることを記念したスペシャルイベントで、「小林幸子 in サンリオピューロランド」と題して行われた。パレードは、小林さんが「音楽の女王」として、ピューロビレッジに“初降臨”するという演出で、“ラスボス”らしく観客の上空から現れると、サンリオキャラクターと一緒に、ノリノリで歌やダンスを披露。さらに「千本桜」を熱唱しながら、会場を巡って盛り上げた。
パレード後、小林さんは「(観客の)皆さんに『来てくれてありがとう』と言われたけれど、私こそいい思い出になりました。ありがとう」と笑顔。ゴンドラの上からは「女王、ということで、上から降臨させていただきました。子供たちの顔が見えるんですよね。なんか、涙が出そうになったんです。笑顔にさせてくれるキティちゃんは、永遠のアイドル」と振り返った。
コラボについては「1年半くらい前からお話をいただいて、今回やっと実現できた。ちびっ子たちが『さっちゃん』とか『ラスボス』って言ってくれるらしいです。すごくうれしい」と喜びをにじませた。自身は5日でデビュー53周年を迎えるといい、「10歳の少女が、50年後にこうなっているとは、全然想像つきませんでしたね。時代に合ったお仕事をさせていただいている。今回も、キティちゃんとパレードできた!」と感謝していた。