怪獣映画「ゴジラ」の初の劇場版アニメ「GODZILLA 怪獣惑星」(静野孔文監督・瀬下寛之監督、11月17日公開)の新たな場面写真が6日、公開された。美しい地球を険しい表情で見つめる主人公ハルオ、地球に降り立とうとする複数の揚陸艇、戦闘態勢に入る乗組員たちの姿、地上に繁殖する怪獣セルヴァムと人類の戦闘シーンのほか、ゴジラと思われる巨大生物も描かれている。
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新たに発表された怪獣セルヴァムは、地球揚陸部隊が発見したゴジラの亜種生物。地球脱出以前に、人類がゴジラに対して行った2032年の核攻撃時に採取されたゴジラの細胞データに97%一致し、ゴジラと同様に金属に極めて似た生体組織が、強い電磁気を発生させる特性を持つ。飛行可能な飛翔型セルヴァムと地をはうワーム型の2種が確認されている。
「GODZILLA 怪獣惑星」は、2万年もの間、地球に君臨し続けてきたゴジラと人類の因縁の物語が描かれる。怪獣の出現によって、人類は半世紀にわたる戦争の末に地球脱出を計画。2048年、人工知能による選別を受けた人間だけが恒星間移民船で11.9光年のかなたにあるくじら座タウ星eを目指すが、そこは人類が生存可能な環境ではなく、移民船に乗っていた青年ハルオは地球を目指して帰還する。2万年の歳月が経過した地球は、ゴジラを頂点とした生態系による未知の世界となっていた……という内容。
「名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)」などの静野さんと「亜人」などの瀬下さんが監督を務め、「魔法少女まどか☆マギカ」「Fate/Zero」などの虚淵玄(うろぶち・げん)さんがストーリー原案と脚本を担当。「シドニアの騎士 第九惑星戦役」「亜人」などのポリゴン・ピクチュアズが製作する。
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