モデルで女優の山本美月さんが、22日発売の女性ファッション誌「CanCam(キャンキャン)」(小学館)9月号で同誌の専属モデルを“卒業”することが13日、明らかになった。山本さんは、8年にわたる同誌での活動を「モデルとしての基礎をイチから教えてくれたCanCamをひと言でいうなら『社会人になるための学校』だったかな。CanCamモデルとしては全部出しきったと思います!」と振り返り、「CanCamには、うんと育ててもらったので、ここから社会に飛び出します!」と意気込んでいる。
あなたにオススメ
来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹” 朝ドラヒロインまで手が届くか
また同誌の専属モデルになった際を「最初は『私にできるかな?』って、正直不安だったけど『CanCamは日本でいちばん有名な雑誌!』と思っていたから、専属モデルになれたことは、とってもうれしかった」と回顧。一方で「右も左もわからなくて、ポージングなんて、全然分からなかったし、カメラマンさんに『とりあえず動かないで』って言われたぐらい」「現場に少しずつ慣れてくると、今度は自分のできなさに落ち込む日々。CanCamに向いてないかも……って悩んだ時期も」とも振り返った。
近年は「常に上を見て走り続けてきた感じでした」といい、モデルに加え、女優の仕事もすることで「いろんな出会いや経験があって自分の世界がぐんと広がりました!」と話している。
山本さんは、1991年7月18日生まれ。福岡県出身。2009年、高校3年の際に「第1回東京スーパーモデルコンテスト」でグランプリを受賞し、同年の「CanCam」11月号で同誌の専属モデルとしてデビューした。12年の同誌2月号で初めて単独で表紙を飾り、これまでに表紙に37回、登場した。
9月号では、山本さんの特集を16ページにわたり掲載。サイパンでの撮り下ろし写真や、卒業について語ったインタビュー、大好きなアニメ「少女革命ウテナ」のコスプレ写真が掲載される。さらに身長167センチの山本さんの“ほぼ等身大サイズ”のポスターが付く。750円。
また24~30日に東急田園都市線・渋谷駅のハチ公口改札外の地下通路に、山本さんの等身大広告が掲出されるほか、山本さんが出演する同誌のテレビCMが22日から放送される。