大森貴弘監督:構想10年の新作アニメ ジェノスタジオが制作 人間の生き様を問う

大森貴弘さんが監督を務める新作アニメのビジュアル
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大森貴弘さんが監督を務める新作アニメのビジュアル

 アニメ「デュラララ!!」「夏目友人帳」などを手がけた大森貴弘さんが監督を務める新作アニメが制作されることが16日、分かった。「虐殺器官」などのジェノスタジオが制作する。

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 構想約10年のアニメで、公開されたビジュアルには「大森貴弘が問う、人間の生き様」というキャッチコピーが書かれている。タイトルなどの詳細は今後、発表される。

 大森監督は「今回描きたいのは、人は何をもってして生きると決めているのかというところです。一言で言えば糧というか、希望と言い換えてもいいかもしれない。次の作品の登場人物たちは皆、ごくか細い希望を生きる縁として、自らの活路を開こうともがいていきます。長い間、映像化を夢見ていた企画です。もちろん、その時、取り掛かっている作品のことを常に第一に考えて仕事をしていますが、頭の隅にこの作品のことを置いて、引き出しを半分、開けたり閉めたりしていたように思います。その集積を表現できたら、と願っています」と意気込んでいる。

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