歌手の小林幸子さんが8日、東京都内で行われた劇場版アニメ「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」(トラビス・ナイト監督、18日公開)の日本語吹替え版完成披露試写会にサプライズで登場。同作のシークレット声優として、主人公の少年クボと唯一親しくしている老人のカメヨの声を演じていたことが発表され会場で発表されると、大きな歓声が上がった。
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小林さんは、2007年公開の劇場版アニメ「ルイスと未来泥棒」以来10年ぶりの声優挑戦。映画にちなんで、鶴の柄があしらわれた着物に、折り鶴の髪飾りを着けた姿で「お婆ちゃん役、キター!と思いました」とにっこり。幅広い活躍でネットユーザーから“ラスボス”と呼ばれることについて、「(ラスボスの意味を)知らなかった。『ラスボスって呼んでいいですか?』ってネットユーザーに言われて、『いいですよ!』って言ったら、急に『ラスボスー!!』と言われて、(その後に)スタッフに『ラスボスって何?』と聞いた」といい、「今はよく分かりました。『皆に元気を与える存在』でありたい」と独自の解釈を披露していた。
今作は、劇場版アニメ「コララインとボタンの魔女 3D」などを手がけたスタジオライカが、中世の日本を舞台に描いたストップモーションアニメ作品。三味線の音色で折り紙を操る少年クボが、闇の魔力を持つ「月の帝」や闇の刺客の攻撃によって両親を失い、敵討ちの旅に出発。自身の出生の秘密や三味線に隠された謎にたどり着く……という物語。イベントには、主題歌を担当した津軽三味線の兄弟奏者「吉田兄弟」も登場して生演奏を披露した。
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