TSUTAYAで加盟店にゲームソフトの商品提案をしているマーチャンダイザー(MD)の松尾武人さん。バイヤー歴10年以上の経験からソフトの特徴に合わせた商品展開を得意としている松尾さんが、年間ランキング(2017年1月1日~12月17日)を基に、17年のゲーム市場を振り返った。
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17年を振り返ってみると、まさに「ニンテンドースイッチに始まり、ニンテンドースイッチに終わる」の一言に尽きます。ハードの売り上げが前年比160%に達したことをみてもそのすさまじさがうかがえます。「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」(任天堂)で最初にゲーマー層を取り込めたのも好印象で、その後任天堂が得意なファミリー層も獲得してオールターゲットのハードになりました。
ソフト市場は前年にちょっと及ばない感じでしたが、これはひとえに発売タイトル数の減少に伴うもの。上位10タイトルの売り上げは前年比150%と大きくアップしていることから、これまで以上に一極集中が進んだといえるでしょう。
年間ランキングのトップは「モンスターハンターダブルクロス」(3DS、カプコン)。初動は前作に及ばなかったものの、じわじわとロングヒット。結果的に年間トップに輝きました。続いたのは「ドラゴンクエストXI」(スクウェア・エニックス)の3DS版とPS4版。両バージョンの売り上げを足すとトップの2倍近い数になっているのはさすが国民的タイトルですね。
「ドラゴンクエストXI」でいえば、2機種で発売したのは素晴らしい決断だったと思います。ゲーマーなら複数のゲーム機を持つのが当然だった時代も今は昔。1人あたりの所有ハード数が減っている中でファミリーに強い3DSだけでなく、ゲーマーとして最もアクティブな20代に向けてPS4でも出したのは英断だったといえるでしょう。
今年も引き続きニンテンドースイッチが好調をキープするでしょう。一方で、1月末の「モンスターハンター:ワールド」(カプコン)でPS4も一気に加速するとみています。というのも「モンスターハンターダブルクロス」で「モンスターハンターポータブル」のPSPユーザーが回帰しており、そのユーザーが今度はPS4に来ている印象。また、「ワールド」のベータテストが行われた12月に発売されてスマッシュヒットした「地球防衛軍5」(ディースリーパブリッシャー)はPS4本体との同時購入が多く、「モンハン」前のタイトルとしての需要もあったとみています。
◇ゲームソフトTSUTAYA年間ランキング(2017年1月1日~12月17日)
1位 モンスターハンターダブルクロス(3DS)
2位 ドラゴンクエストXI(3DS)
3位 ドラゴンクエストXI(PS4)
4位 スプラトゥーン2(NS)
5位 スーパーマリオ オデッセイ(NS)
6位 ポケットモンスター ウルトラサン(3DS)
7位 ポケットモンスター ウルトラムーン(3DS)
8位 マリオカート8 デラックス(NS)
9位 ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド(NS)
10位 バイオハザード7(PS4)
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