ディズニー/ピクサーの最新劇場版アニメ「リメンバー・ミー」(リー・アンクリッチ監督、3月16日公開)の日本版の声優として、俳優の藤木直人さんと女優の松雪泰子さんが出演することが12日、明らかになった。2人はディズニー/ピクサー作品の声優初挑戦。藤木さんは主人公・ミゲルの相棒で“死者の国”で出会うガイコツのヘクター役、松雪さんは家族に音楽を禁じたミゲルのひいひいおばあちゃん・イメルダ役を担当する。
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「リメンバー・ミー」は、陽気でカラフルな“死者の国”を舞台にした大冒険を描く。過去の悲しい出来事がきっかけで「音楽禁止」という厳しいおきてがある家に生まれたギターの天才少年・ミゲルは、伝説のミュージシャン・デラクルスの霊廟(れいびょう)に飾られたギターを手に、先祖が家族に会いにくるという“死者の日”に開催される音楽コンテストに出る決意をする。そんな中、“死者の国”に迷い込んでしまったミゲルは、一族に隠された“秘密”に気付き、冒険を始める……というストーリー。
藤木さんが演じるヘクターは、ミゲルが迷い込んだカラフルな“死者の国”で出会い、共に冒険するという重要なキャラクター。また、松雪さんが担当するイメルダは、ミュージシャンの夫が家族を捨てたため、家族に音楽を禁じたミゲルの先祖。“死者の国”に迷い込んだミゲルが音楽好きであることを知り、今後、音楽をしないことを条件に、元の世界に戻すと掛け合う……。
藤木さんは「ディズニー/ピクサー作品で吹き替えをやってみたいという思いがあったので、とてもうれしい半面、決まったからにはやらなきゃという責任感とプレッシャーがありました」と語り、松雪さんは「今回は歌があるということでしたので、すごくうれしかったと同時に緊張もしました。頑張らなきゃなと思いました」とコメントしている。
主人公ミゲルの日本版声優は、13歳の石橋陽彩(いしばし・ひいろ)さんが担当。また、ミゲルが憧れる伝説の歌手デラクルス役には俳優の橋本さとしさんが決定した。
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