「それいけ!アンパンマン」のドキンちゃんや「ドラゴンボール」シリーズのブルマ役などで知られ、昨年11月に急死した声優の鶴ひろみさんのお別れ会「鶴ひろみを送る会」が13日、東京・青山葬儀所で執り行われ、参列した声優の山寺宏一さんが取材に応じた。
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「それいけ!アンパンマン」のめいけんチーズ役などで鶴さんと共演した山寺さんは「こういう送る会をしてもまだ信じられない思いでいっぱいですね。送って差し上げなくてはいけないんですけど、そういう気持ちには、今の時点ではなかなか……」と心境を吐露。
「今も鶴さんが毎週座っていた席にドキンちゃんの人形を置いて、鶴さんと一緒にやっている感じで」と収録現場の様子を語り、「ファミリーの一員である冨永みーなちゃんがそのあと(のドキンちゃん役)を引き継いでやってくれているので、みーなちゃんも大変だと思うけど、みんなでバックアップしながら、楽しい『アンパンマン』を作っていかなければいけないと思うし、それが鶴さんの望みでもあると思う」と語った。
さらに、鶴さんの人柄について「本当に男前な方という感じですね。ズバッとものを言うし。でもとっても繊細な女性らしいところもあって、気遣いがすごいんです。みんなが気がつかない細かいところまで気づいたり、優しい言葉をかけてくださったり」と振り返り、最後に「大好きな鶴さん、本当にありがとうございました。鶴さんの分も、これからも作品で頑張っていきます。ありがとうございました」と感謝した。
「鶴ひろみを送る会」には、ほかに「ドラゴンボール」シリーズの悟空役の野沢雅子さん、「それいけ!アンパンマン」のアンパンマン役の戸田恵子さん、ばいきんまん役の中尾隆聖さんら約400人が参列した。
鶴さんは1960年生まれ、神奈川県出身。「それいけ!アンパンマン」のドキンちゃんや「ドラゴンボール」シリーズブルマ、「きまぐれオレンジ☆ロード」の鮎川まどかなどさまざまな役柄で知られ、情報番組「NEWS23」のナレーションも務めるなど幅広く活躍した。2017年11月16日に大動脈解離のため、57歳で死去した。
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