溝端淳平:阿部寛とコンビ役で8年前から“シークレットシューズ” 「僕が低いわけじゃない」

名古屋市内で行われた映画「祈りの幕が下りる時」の舞台あいさつに登場した溝端淳平さん
1 / 15
名古屋市内で行われた映画「祈りの幕が下りる時」の舞台あいさつに登場した溝端淳平さん

 俳優の溝端淳平さんが19日、名古屋市内で行われた映画「祈りの幕が下りる時」(福澤克雄監督、27日公開)の舞台あいさつに、主演の阿部寛さん、福澤監督と登場した。刑事・加賀恭一郎の活躍を描く「新参者」シリーズの完結編で、阿部さん演じる加賀とともに捜査に当たる、警視庁捜査1課の刑事で加賀のいとこ・松宮脩平を、8年前から演じる溝端さんは「普段はしないんですけど、阿部さんと共演する時は少し、背が高くなるように(靴にソールを)入れています」と靴を“シークレットシューズ状態”にして出演していることを明かして、観客をどよめかせた。

あなたにオススメ

 阿部さんは、溝端さんの告白に「言わないようにしてやったのに……」と笑いつつ、「新参者の最初の時に、溝端君が差を気にしているから、そんなに気にしているんだったらとインソールを(用意して)『2センチと1センチどっちにする?』って聞いたら、2センチを持って行ったんです」とインソールをプレゼントしたことを暴露。溝端さんは「僕が低いわけじゃないんですよ。阿部さんが高いんですよ!」と観客に訴えた。

 この日、溝端さんは冒頭から、観客に向かって「僕は身長177センチあります。とても小さく見えているかもしれないですが、阿部さん190センチ、監督も190センチです。それだけは、まずお伝えしたい」とアピール。撮影について「街を歩いていると、ちょっと(道に)傾斜があったりして、僕が高い方だとちょうどいいんですけど、阿部さんが高い側に立ったときは……。なるべくコンビで肩の高さも合えばと思いながら、気をつけているところもありました」と苦労を語っていた。

 「新参者」は人気作家・東野圭吾さんの小説が原作で、2010年4~6月にTBS系「日曜劇場」枠でドラマが放送された。その後、2本のスペシャルドラマ「赤い指」(11年)、「眠りの森」(14年)が制作され、12年には映画「麒麟の翼 ~劇場版・新参者~」が公開されるなど人気シリーズとなった。

 今回は、13年9月に発売された「加賀恭一郎シリーズ」10作目の「祈りの幕が下りる時」(講談社)が原作。これまで明かされていなかった加賀の“母の失踪の謎”がついに明らかになる。東京都葛飾区小菅のアパートで、滋賀県在住の押谷道子の絞殺死体が発見され、アパートの住人、越川睦夫も行方不明になっていたが、2人の接点が見つからず、捜査は難航。やがて捜査線上に舞台演出家・浅居博美(松嶋菜々子さん)が浮かび上がる……というストーリー。

写真を見る全 15 枚

映画 最新記事

MAiDiGiTV 動画