1968年の発売以来、長らく「ボンカレー」(大塚食品)のパッケージモデルを務め、CMやホーロー看板でも知られる松山容子さんが22日、東京都内で行われたボンカレーの50周年記念イベントにビデオメッセージを送った。松山さんは「私にとりまして、ボンカレーとは、ほのぼのとした幸せを運んでくれる宝だったと思います」と、思いを語った。
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松山さんは「ずっと皆さんにボンカレーさんと呼ばれていましたので、それが大変うれしい」と笑顔。「お料理があんまり好きではない私にとって、うってつけのものだ。大変なお品ができ上がったものだ、と思いました」と、当時を振り返った。50周年を迎えたボンカレーについて「引退しましたらそれきりと思っておりましたけれど、ボンカレーさんが活躍してくれるので、今でも皆さんにお目にかかれる」といい、「いつまでも愛されるボンカレーを作り続けていただきたい。これからも、50年と言わず、100年も200年も、いえ、永久(とこしえ)に、ボンカレーが続いていきますように、心からお祈り申し上げております」とメッセージを送った。
イベントでは、発売から50周年を迎えるレトルトカレー「ボンカレー」の歴史を振り返りながら、50周年記念の新商品と、同じく発売から30周年を迎えるエースコックのカップラーメン「スーパーカップ」とのコラボ商品が発表されたほか、お笑いコンビ「キャイ~ン」の天野ひろゆきさん、モデルで女優の河北麻友子さんも登場し、コラボ商品の調理実演と試食を行った。