昨年に配信が始まり、日本最大の同人誌即売会「コミックマーケット」のコスプレでも人気となったスマートフォン用ゲーム「アズールレーン(アズレン)」。ゲームファンの間でも人気とは言うものの、どんなゲームなのでしょう。かつて「艦隊これくしょん-艦これ-」に熱中した経験のあるおじさんゲーマーが実際に体験してみました。(毎週火、木、土、日曜掲載)
ウナギノボリ
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私と同じ世代のおじさんゲーマーであれば、ゲーム「ファミコンウォーズ」のCMをご存じでしょう。「のめり込める!のめり込める!」というフレーズ、今でも口ずさめる人は、正直に名乗り出てください(笑い)。さて、アズレンの戦闘をしているとき、このフレーズがふと思い浮かんだのです。おじさんゲーマーは、アクションゲームが苦手ですが、アズレンではなぜか懲りずに遊んでいます。オート(自動)の戦闘にも切り替えられるのですが、純粋に楽しいのです。
アズレンの戦闘は、基本攻撃はオートで、敵の弾と魚雷を避けてダメージを受けないように立ち回ります。その上で「航空」「魚雷」「砲撃」という3種類の攻撃がキモとなります。航空は敵の弾を全て打ち消す効果があり、魚雷、砲撃は相手に大ダメージを与えます。魚雷の効果を最大限に引き出すには、攻撃を受けるリスクを覚悟で敵の懐に飛び込む必要があり、砲撃も敵に当てることが必要になります。特に砲撃や、魚雷のゼロ距離雷撃が見事に命中したときの気持ちよさといったら! これは体験してもらうしかないのですが。
スマホのゲームといえば、お手軽というイメージがありますが、アズレンの場合は「オート」ならお手軽のまま。自分で操作すれば、スリリングなゲームが楽しめるわけで、選べるようになっているのがミソではないでしょうか。おかげで、おじさんゲーマーは何度も負けてしまうのですが、その代わりクリアしたときのうれしさはたまりませんね。
冒頭に「ファミコンウォーズ」のCMフレーズに「こいつはどえらいシミュレーション!」というフレーズがありますが、この快感を作り出すのはなかなか「どえらい」ことだと思うのです。スマホゲームを遊んでいるのに、家庭用ゲーム機のゲームのようで、本当に不思議な感じがします。
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アズールレーンは、英戦艦「プリンス・オブ・ウェールズ」や日本の駆逐艦「綾波」など美少女キャラに擬人化された艦艇が登場、最大6隻の艦隊を編成してプレーヤーが操作をして敵艦隊を倒す……というシューティングRPG。アクションが苦手な人でも楽しめるよう自動操作の機能もある。基本利用料無料のアイテム課金。
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